本展は、RMの現代美術への深い愛情と収集眼を評価したアメリカ有数の現代美術館・SFMOMAが開催を提案したことで実現した。展示では、RMの個人コレクションと美術館の作品などおよそ200点を公開。韓国の現代美術を代表する巨匠から世界各国の作家まで幅広い作品が含まれるRMのコレクションの多くが一般に初公開されることとなり、彼の芸術的感性とコレクション美学を垣間見られる展示となっている。
RMは「私たちは境界で定義される時代を生きている。この展示が、東西洋、韓国とアメリカ、近代と現代、個人と普遍の境界を省察する場になることを願う」「決まった鑑賞方法はないが、多くの人々に小さくても堅固な架け橋になれば嬉しい」とコメント。SFMOMAのジャネット・ビショップ首席キュレーターは「観覧客は、RMの美しく思索的な絵画や彫刻コレクションを所蔵品と一緒に鑑賞し、その間に生まれる対話を経験できる前例のない機会を得ることになるだろう」と語っている。
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