岡林風穂ソロアルバム発表、歌とギターで一発録り

岡林風穂のニューアルバム「東京」が10月29日に発売されることが決定した。

自身のソロ活動と並行しながら、岩出拓十郎（本日休演、フー・ドゥ・ユー・ラブ、ラブワンダーランド）プロデュースのもと、小池茅（Dr / ラブワンダーランド）、有泉慧（B / 本日休演、ラブワンダーランド）とともに、岡林風穂 withサポートとして今年1月にアルバム「BLUE IS SO BRIGHT」をリリースした岡林。彼女は同作のリリースをきっかけに注目を浴びたが、今作「東京」は、バンド編成での制作となった「BLUE IS SO BRIGHT」と打って変わって、歌とギターのみの完全一発録りで作られた。

本作には、昨年6月に地元・岐阜県多治見市から東京へ居を移した彼女の決意や逡巡が反映されており、上京後の新しい生活の中から生まれた楽曲、上京するかどうか迷っていた頃の楽曲、東京のことなど頭にない、初期衝動いっぱいの頃の未発表楽曲という3つの時期に書かれた12曲が収録されている。

本作の発売を記念して、愛知と東京にて弾き語りワンマンライブが行われることも決定。チケットは現在TIGETにて販売されている。

岡林風穂 コメント

東京に来てからできた曲、東京に行くか迷っていた頃にできた曲、東京のことなんか全然考えていなかった頃にできた曲が、ちょうど4曲ずつ、計12曲が収録されています。全ての収録を終えてからそのことに気がつきました。

迷っていても歩きたいし、分からなくなっても直感を信じたいし、どんな毎日も間違っていない、と思いたくて作った曲ばかりでした。東京に来て一年が経ちましたが、まだ色んなことに対して怖いと思っているのか、ライブなどの特別な予定がなければ外出はせず、ほとんどの日々を一人部屋の中で過ごしました。上京後にできた4曲は、そんな日々の中で、珍しく部屋から出て、外の空気を感じた時に思ったこと、起きたことが曲になりました。

上京を迷っていた頃の4曲は、地元の景色や自分の決心を思い出して懐かしく、少し切なくなります。

残った4曲の中には、曲を作り始めた当初の6年前や5年前の、未発表のままになっていた曲も含まれています。知らない人や、場所や、感情をもっと知りたいという、この頃の初期衝動に突き動かされて今があると思います。

このアルバム「東京」は、今しか作ることができなかったし、今どうしても作りたかったアルバムです。どうぞよろしくお願いします。

岡林風穂「東京」収録曲

01. 明日の待ち合わせ
02. 荒野にて
03. そういうものが好き
04. 自転車撤去された
05. ゆみちゃん
06. 夜のコンビニに行こうよ
07. 夢の中に君が出てきたのは突然
08. きのうの花火大会
09. 梅
10. アメイジング・グレイスだった気がする
11. 今年が終わるよ
12. ぼや騒ぎ

岡林風穂 ニューアルバム「東京」リリース記念 弾き語りワンマンライブ

2025年11月3日（月・祝）愛知県 KDハポン
2025年12月18日（木）東京都 下北沢440