中野はDJピエール中野名義でこれまでに「VIVA LA ROCK」「COUNTDOWN JAPAN」「SWEET LOVE SHOWER」「テレビ朝日ドリームフェスティバル」など数々の大型イベントに出演してきた。単独イベントなどではDJプレイとドラム演奏をミックスさせた“ドラムDJ”スタイルでパフォーマンスを行うこともある彼は、2009年からDJ活動を本格始動し、今年でDJ活動17年目。記念すべき45歳の誕生日に行われた単独公演は、満員の観客がフロアに集まる中、「新世紀エヴァンゲリオン」の次回予告BGMで幕を開けた。
中野heavysick ZEROは、中野が初めてDJを行った思い出の場所。そんな会場で1曲目にTOKIO「LOVE YOU ONLY」を流した中野は、「デビュー曲でこのドラムはうますぎる!」とTOKIOを絶賛した。続けて凛として時雨の「abnormalize」で渾身のエアドラムで鋭いビートを刻み、T.M.Revolutionのサマーチューン「HIGH PRESSURE」で観客とともにおなじみのダンスを踊る。8月5日にUNISON SQUARE GARDENのツアー「fun time HOLIDAY 9」の東京・Zepp Haneda(TOKYO)公演に凛として時雨が出演することにちなんで、「シュガーソングとビターステップ」を流し、RIP SLYMEの楽曲「どON」で彼らの再始動を祝福。さらにB'z「ultra soul」でエアギター、嵐「A・RA・SHI」で熱唱といった、中野らしいユニークなパフォーマンスを織り交ぜたDJプレイが繰り広げられた。
イベント後半、中野は凛として時雨「nakano kill you」や、THE MAD CAPSULE MARKETSの「CHAOS STEP」といった激しめの楽曲に続いて、CANDY TUNE「倍倍FIGHT!」や、Appare!「ぱ ぴ ぷ ぺ POP!」などアイドルソングも投下。王道からコアまで幅広い選曲で観客を楽しませた中野は、盛り上がる観客に笑顔を見せつつ、活動を続けてこれたことに改めて感謝の思いを語った。
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チャイロクマ @korilla01
【ライブレポート】DJ歴16年のピエール中野、バースデー単独企画で大盛り上がり(写真10枚) https://t.co/Nwe9CBlqpV