浴衣、イイじゃん
表題曲「アオノオト」は、メンバーの佐野勇斗が出演するボディケアブランド「シーブリーズ」のCMタイアップソング。さわやかに疾走するサウンドに乗せて"終わらない青春"を歌う、夏にぴったりの楽曲だ。
イベントを前に、メンバーは報道陣の囲み取材に応じた。夏にぴったりの浴衣姿で現れると、吉田仁人は「けっこう気に入ってる!」と満足げ。「アオノオト」の制服衣装で着けている尻尾のキーホルダーを、自身のアレンジで浴衣にも取り入れたことを塩崎太智から明かされ「これはちょっと、着けたら面白いかなと思って」と照れたように返す。また、曽野舜太が山中柔太朗の希望を汲む形で前髪をポンパドールにセットしたことも明かされ、これに曽野は「メイクさんに『前髪ありでお願いします』って相談したんですけど……(笑)」と笑っていた。
現在大ヒット中の楽曲「イイじゃん」にちなみ、「アオノオト」の"イイじゃんポイント"を問われると、佐野勇斗は「振付で、リーダーの(吉田)仁人がセンターになって円陣を組むところがあるんですが、そこがM!LKを象徴しているようでイイじゃんって思います。メンバーと目を合わせるんですけど、そこが僕は一番楽しいです。ハイタッチをするところもあって、そこにはファンの方とハイタッチするという意味も込めてます」とコメント。「アオノオト」が大好きだという山中は楽曲のバックトラックに言及し「吹奏楽部が演奏しているような音が入っているんです。そういう系の音が好きだからこの曲が好きなのかなって思うんですけど、広がりのある感じと、夏っぽさがすごく好きですね」と答える。吉田は「歌詞がイイじゃんですね」と続き「青春っていうと学生さんをイメージしがちだと思うんですけど、今何かをがんばっている人たちも、その人にとっての青春を過ごしていると思うんです。僕らも今はもう学生ではないけど、こういうふうに5人でいろんな活動をしているのはすごく青春だし、そういう人みんなに向けての応援歌っていうのが、僕たちが今届けたい曲なんだよな、素敵だなと思いますね」と思いを語った。
主役は仁人!チラチLOVE
カップリング収録されている「チラチLOVE」に話題が及ぶと、メンバーの視線を一身に集めたのは吉田。この楽曲で甘いセリフパートを担当している彼は、「今回カップリング曲については佐野と吉田がどういう曲を作りたいか意見を伝える形で(制作に)入っていたんですけど、『チラチLOVE』に関しては原型ができあがった段階くらいから僕に権利はなくて……」と、佐野のプロデュースであることを説明。「結果僕しかセリフ言ってないみたいになっちゃって、なんか申し訳ないなという気持ちもあるんですけど……レコーディングで佐野がディレクターの席に座って『もっとこういうふうに言って』みたいな指示を全部するんですよ。そうですね、だからけっこうライブでやるのがプレッシャーです(笑)」と照れ混じりに説明する。すると、ライブの演出を担当している塩崎はすかさず「いや、でもライブでやれるかはまだ決まってないんで。もっと自信持ってやってほしいですよね?」とひと言。塩崎に同意するメンバーたちの声に「キツくない!?(笑)」とタジタジになりつつ、吉田は「でも振付もきっと、今までのM!LKにないくらいかわいい系の振りになると思うので」とコメント。佐野は「僕ら(4人)はあくまでも引き立て役です」と楽しそうに強調していた。
また、囲み取材の中ではこの日佐野と山中に起きたハプニングについて語られる場面も。イベント前に2人が実施したInstagramの生配信「佐野飯」でドーム型のチョコレートを作ろうとしていたところ、風船が割れてチョコが飛び散り、2人が"チョコまみれ"になってしまったことを説明した佐野は「壁も服も、全部チョコまみれになっちゃって。メイクもヘアセットもしていたんですけど、お風呂に入って全部落としてきました!」と笑う。すると吉田は「現場入ったとき、メイクさんが『面白かったからいいよ』って言ったでしょ? 実際は『もう……!』ってけっこう怒ってたよ(笑)」と明かし、佐野と山中を焦らせていた。
夏味なリリイベの幕開け
イベントスタートの時刻を迎え、満員のみ!るきーず(M!LKファンの呼称)の前へ姿を見せた5人は「夏味ランデブー」でライブをスタートさせ、盆踊り風のダンスで一瞬にして会場を夏色に染め上げる。曲を終えるなりお互いの浴衣姿への感想を言い合い、他愛のないやりとりでみ!るきーずを楽しませたメンバーは、ここでファンの撮影を許可する形で「イイじゃん」のサビパートを披露。レアな浴衣姿の「イイじゃん」をプレゼントし、佐野は「これを夏の思い出として見返してください」と呼びかけた。
そののち、衣装替えタイムを兼ねて実施された質問コーナーで、み!るきーずからの質問に答えていった5人。「M!LKメンバーの夏あるあるを教えてください」という質問には佐野が「太智がリハーサルでより省エネになります」と答え、塩崎本人も「あるね~」と笑う。「かき氷派? アイスクリーム派?」という問いには山中が「アイス派」と答える中、曽野は「フレッシュ系が好きだからシャーベット派!」、吉田は「クリーム系の棒アイス派」とそれぞれの個性をのぞかせた。
六本木に響かせた終わらない青春
「アオノオト」の制服衣装に着替えてのイベント後半では、ドープなヒップホップトラックに"ワンちゃん"の気持ちを歌うかわいらしい歌詞が乗る「wan」、そして「イイじゃん」を続けて披露。ギャップで翻弄する2曲でみ!るきーずを楽しませる。額に汗を光らせ、山中が「気持ちよかった!」と、塩崎が「汗かきたいときってあるもんね」と、それぞれに充実感をにじませたところで、リーダーの吉田は「改めまして、『アオノオト』リリースしました!」と切り出す。「ホントに今回、めっちゃ青春だよね」と語る彼は「俺も曲聴いててさ。学生時代自分は青春が厳密にあったわけじゃないけど(笑)、でも今みんなで一緒に踊っていると『青春してるな』って感じるし、この曲はがんばってる人すべてに向けての応援歌なので」と楽曲についての思いを明かした。
そんな思いとともに披露された「アオノオト」では、弾けるような笑顔を浮かべながら楽曲を歌い踊り、底抜けに明るくさわやかなパワーをみ!るきーずへと送った5人。 "最高のジャンプ"で曲を終えるなり、続けざまにラストナンバーの「かすかに、君だった。」を届け、み!るきーずの期待を超えるサマーチューンのリレーでイベントを締めくくった。最後の挨拶で曽野が「いい夏始まったね!」と告げると、吉田も「改めて、『アオノオト』よろしくお願いします!」とひと言。それぞれが何度も観客に手を振って別れを惜しむ中、佐野は「柔太朗、ちょっとだけチョコの匂いする!(笑)」とここで"チョコまみれ事件"を思い起こさせ、み!るきーずを最後まで楽しませていた。
※塩崎太智の崎は、たつさきが正式表記。
夏聖*サマちゃん @milk_love_natsu
チョコまみれ事件ジワる笑😂🩷🍫
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