山田涼介流の「最高のエンタテインメント」炸裂
山田自らがすべての演出を手がけた今回のツアーでは、アルバムと同じく自身のメンバーカラーである“赤”を主軸に置いた世界観を展開。メインステージからセンターステージを総面積155㎡にわたるLEDが埋め尽くし、多彩な映像演出や複雑なステージ機構を通じて「RED」の世界を集まった1万1000人のファンに届けた。
冒頭の挨拶で山田は客席に「今日、僕に会うのを楽しみにしてた人? 幸せになりに来た人?」と呼びかけて大歓声を浴び、「おまかせあれ!」と言い放ってから照れ笑いを浮かべてさらなる歓声を呼び起こす。そして「最高のエンタテインメントを用意してきたので、楽しんでいってください」と話し、「RED」の収録曲や懐かしのソロ曲を次々と披露していった。
ライビュはアジア地域でも開催「みんなの喜びが僕の喜び」
ときにクールに、ときにキュートな表情を見せた山田は、コンサートのパートごとに異なるさまざまな衣装でもファンを魅了する。中盤ではYouTubeチャンネル「LEOの遊び場」のキャラクター・LEOの衣装で登場するサービスも。MCでは会場すぐそばのららぽーとTOKYO-BAYで今回の公演を記念して展開されているジャック企画に触れ「“ららぽーと占拠”みたいなことになってますけど、マネージャーさんが写真を送ってくれて。でもアルバム『RED』は(ビジュアルが)赤黒じゃないですか。ららぽーとのタワーレコード前の橋みたいなところに赤黒の俺がブワーっているもんだから、パッと見でホラーみたいで……(笑)。でも非常にありがたいしうれしいです。ぜひ遊びに行ってみてください」と、現場の様子を紹介しつつファンに呼びかけた。
さらにMCではツアーファイナルのライブビューイングが国内だけでなく韓国、香港、台湾でも行われることを発表し、場内をどよめかせる。山田は「アジアで応援してくださっているファンの皆さんにも今回の初のソロツアーをご覧いただきたくて」と話し、喜びや祝福の声援を送るファンに向けて「みんなが喜んでくれるのがうれしいですよ、ありがとう。みんなの喜びが僕の喜びですから」と笑顔を見せた。
12年前の自らと共演しツアー完走へ誓い新たに
MCでの言葉どおり、ファンを喜ばせるべく山田が用意したサプライズ演出はまだまだ続く。アルバム「RED」収録曲の「VELVET」では、メインステージ上空に登場した直径2.3mの球体が割れて山田が登場。その中で歌いながら約30mを空中移動してセンターステージに降り立つという圧巻のパフォーマンスでファンを驚かせた。
また2013年にリリースしたソロ曲「ミステリー ヴァージン」では、当時行われたHey! Say! JUMPのツアー内の演出をリメイク。12年前の山田の映像と現在の山田が“共演”するというエモーショナルな演出で楽しませた。最後に山田はともにステージに立った8名のダンサー、そしてスタッフに感謝の言葉を送り「最後までこのチームで怪我なく無事に走り抜けていきたいと思います。また会える日を楽しみにしています!」とツアー完走とファンとの再会を誓い、ステージを降りていった。
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