Official髭男dism、ライブハウスで確かめた10年の歩み「続きはスタジアムで!」

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Official髭男dismのファンクラブ会員限定ライブ「Official髭男dism one-man live 2025 -UNOFFICIAL-」が4月24日に神奈川・KT Zepp Yokohamaで開催された。

「Official髭男dism one-man live 2025 -UNOFFICIAL-」の様子。(Photo by TAKAHIRO TAKINAMI)

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“珍しい”セットリストに大歓声

「Official髭男dism one-man live 2025 -UNOFFICIAL-」の様子。(Photo by TAKAHIRO TAKINAMI)

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ヒゲダンにとって「UNOFFICIAL」と銘打って2回目のFC限定ライブとなった本公演。彼らが今年でインディーズデビュー10周年を迎えたこと、そして5月には自身初のスタジアムライブが控えていることもあり、会場は常に祝福ムードに包まれていた。ヒゲダンは初期曲やひさびさに披露する楽曲などを中心に演奏。なお本公演はFC会員に向けて配信も行われた。

藤原聡(Vo, Piano)(Photo by TAKAHIRO TAKINAMI)

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総勢10名のサポートメンバーに続いて大歓声に迎えられたヒゲダンは、彼ららしいきらびやかなサウンドで「Amazing」「ペンディング・マシーン」を披露。スキルフルな演奏と歌声、そして見どころ満載のパフォーマンスでのっけからフロアをたぎらせる。アリーナ規模の舞台に立つことの多い彼らは、観客と距離の近いライブハウスでもスケールの大きいステージを展開し、観る者を圧倒した。4人で「コーヒーとシロップ」を届けたのち、藤原聡(Vo, Piano)は会場と配信画面の向こうのファンに対してフランクに挨拶。「今日のセットリスト、けっこう珍しいです」「10年の歩みを振り返りつつ、これからもよろしくというライブにできたら」と本公演への思いを語った。藤原の宣言通り、レアな楽曲が盛り込まれ、演奏が始まるたびにファンから歓声が上がったこの日のライブ。アッパーチューン「バッドフォーミー」の熱狂から一転、「ビンテージ」で広がった心地よい空気は「Bedroom Talk」でさらに膨れ上がり、観客をチルアウトさせた。

すべての楽曲にエピソードがある

楢崎誠(B, Sax)(Photo by TAKAHIRO TAKINAMI)

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小笹大輔(G)(Photo by TAKAHIRO TAKINAMI)

小笹大輔(G)(Photo by TAKAHIRO TAKINAMI) [高画質で見る]

続いてヒゲダンはしばしリラックスした空気感でトーク。観客のここまでの交通手段や、ライブハウス付近の駐車場事情、10年前の思い出などを自由にしゃべる中、藤原が「今日の雰囲気、好き……」と温かい観客に感謝するひと幕もあった。そして藤原が「ここからバイブス上がっていくから。具合が悪い人がいたり何かあったら教えてね。“Tell me”だよ!」と語り、ファンキーなナンバー「Tell Me Baby」へとつなぐ。楢崎誠(B, Sax)と小笹大輔(G)のユニゾンから藤原のシャウトが決まり、会場が大いに沸き立った。ミラーボールが彩ったダンスナンバー「55 - LIVE」、メンバー全員で歌う「旅は道連れ」といった楽曲がファンを楽しませたライブ中盤。観客は終始クラップやハンズアップで一体となり、ヒゲダンのエンタテインメントショーを全身で味わう。「僕のヒーロー」と歌いながら藤原が観客を指さしたのは「HELLO」。さらに、疾走感あふれる「Driver」が清々しい空気を会場に呼び込んだ。

松浦匡希(Dr)(Photo by TAKAHIRO TAKINAMI)

松浦匡希(Dr)(Photo by TAKAHIRO TAKINAMI) [高画質で見る]

藤原は「曲が増えると古い曲はセットリストからどんどん押し出されていくけど、今日やった楽曲がきっかけで僕たちに出会ってくれた人がいて、すべての楽曲にエピソードがある。それをなかったことにしたくないんです」と、本公演の意図を改めて説明。「節目の色が濃いライブになっているけど、楽しんでもらえてますか?」と問いかけ、大きな拍手と歓声に胸をなでおろした。そして松浦匡希(Dr)の力強いドラミングから「うらみつらみきわみ」でライブは最終ブロックへ。松浦がスポットを浴びるブレイク部分では、彼が「やー!」と脱力した声をこだまさせ会場中に笑顔を広げた。「犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう!」「日曜日のラブレター」という温かいナンバーを経て、ラストを飾ったのは「Rolling」。ヒゲダンは合唱で観客とひとつになりステージをあとにした。

今日のパワーをそのままスタジアムに

アンコール1曲目は最新曲「50%」。ライブ初披露にもかかわらず場内に息ぴったりの大合唱が巻き起こる。残り1曲となったタイミングで、ヒゲダンは急遽、観客からリクエストを募ることに。聴きたい曲を観客に一斉につぶやいてもらい、メンバーが聞き取れた1曲を演奏するという。その結果、楢崎と松浦が聞き取ることに成功した「Universe」「Stand By You」の2曲を演奏するというサービス精神を見せ、観客を歓喜させた。最後に藤原が「みんなのおかげで来月スタジアムに立たせてもらうわけだけど、ライブハウスにはライブハウスのよさがあると思わせてくれたみんな、ありがとう! 今日のパワーはそのままスタジアムに持っていきます。10年間ありがとう、これからもよろしく!」と呼びかけたのち、最初期曲「SWEET TWEET」をにぎやかに届けたヒゲダン。「続きはスタジアムで!」と大舞台への期待感を最高潮に導き、特別な公演に幕を下ろした。

※楢崎誠の「崎」は、たつさきが正式表記。

ライブレポート

Official髭男dism one-man live 2025 -UNOFFICIAL-

セットリスト

「Official髭男dism one-man live 2025 -UNOFFICIAL-」2025年4月24日 KT Zepp Yokohama

01. Amazing
02. ペンディング・マシーン
03. コーヒーとシロップ
04. バッドフォーミー
05. ビンテージ
06. Bedroom Talk
07. Tell Me Baby
08. 55 - LIVE
09. 旅は道連れ
10. HELLO
11. Driver
12. うらみつらみきわみ
13. 犬かキャットかで死ぬまで喧嘩しよう!
14. 日曜日のラブレター
15. Rolling
<アンコール>
16. 50%
17. Universe
18. Stand By You
19. SWEET TWEET

公演情報

OFFICIAL HIGE DANDISM LIVE at STADIUM 2025

2025年5月17日(土)大阪府 ヤンマースタジアム長居(長居陸上競技場)
2025年5月18日(日)大阪府 ヤンマースタジアム長居(長居陸上競技場)
2025年5月31日(土)神奈川県 日産スタジアム
2025年6月1日(日)神奈川県 日産スタジアム

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