音楽ナタリー - 最新音楽ニュース

アイドリング谷澤&フォンチー卒業「これからはライバル」

124

12月23日、東京・お台場フジテレビにて「アイドリング!!!卒業記念スペシャルライブ~谷澤・フォンチーありがとうング!!!~」が行われた。

これは、同日をもってアイドリング!!!を離れる7号谷澤恵里香、8号フォンチーの卒業を記念して行われた番組公開収録ライブ。2500通もの応募の中から選ばれた800名のファンを会場に迎え、ライブの模様はCSフジテレビONEを通じて生放送された。

ライブはフォンチーの歌い出しから始まる「キミがスキ」からスタート。客席はオープニングから最高潮といえる盛り上がりを見せ、谷澤とフォンチーのソロパートではほかのメンバーのとき以上に大きな声援が響きわたる。

この日は、レギュラー番組「アイドリング!!!」で谷澤とフォンチーの成長を見続けてきたバカリズム升野英知とフジテレビアナウンサーの森本さやか&斉藤舞子がMCとして参加。升野が谷澤に意気込みを訊ねると、「笑顔でかっ飛ばしていきます! (ほかのメンバーが)泣いたらビンタですわ(笑)」と回答。これを受けて、升野が「泣いた奴から卒業させていきましょう」と言うと、客席から大きな笑いが巻き起こった。

フォンチーの「今日は主役ですよ!」という主張に続いて、アイドリング!!!は「U」「ラブマジック♡フィーバー」「GO EAST!!! GO WEST!!!」を次々に披露。3曲歌い終えた谷澤は、「気持ちいいですね。自分が歌手だってことを思い出しました」と言って会場の笑いを誘った。また、息切れ気味のフォンチーは「続けて歌ってるけど、楽しすぎて全部忘れちゃう」と笑顔でコメント。そして、2人は同じ1期生の3号遠藤舞、6号外岡えりか、9号横山ルリカとともに、「百花繚乱アイドリング!!!」「ガンバレ乙女(笑)」「モテ期のうた」といった初期の楽曲を立て続けにパフォーマンスし初期からのファンを喜ばせた。

ライブの後半では、1stアルバム「だいじなもの」の収録曲「台場の恋の物語」を久しぶりに歌唱。升野をフィーチャーしたこの曲には谷澤、フォンチーに加え25号後藤郁、26号尾島知佳が参加し、終始笑いの絶えないステージを見せてくれた。升野は、目や鼻の下に涙や鼻水を思わせる落書きを施しステージに登場。谷澤やフォンチーをステージ後方に投げ飛ばすほか、ダンサーとして参加したフジテレビスタッフにドロップキックを食らわすなどの破天荒ぶりで観客を喜ばせた。

そしてライブはいよいよ終盤へ突入。15号朝日奈央の「この20人でしか歌えない曲です」という言葉に続いて、「Iのスタンダード」を笑顔で披露した。続けて「Like a Shooting Star」では曲中で、谷澤とフォンチーからファンへの感謝の言葉を挿入。歌い終えた後には、「なんか……良かったな。時代を歩いてきたというか。アイドリング!!!になれて本当に良かった」(谷澤)、「5年2カ月、長いようで短くて、キラキラした毎日を過ごさせてもらいました」(フォンチー)とそれぞれ現在の心境を口にした。

ここで番組の生放送は終了。しかし、アイドリング!!!のメンバーは会場に集まったファンのために、この後もライブを続けた。まずは谷澤、外岡、朝日、12号河村唯の4人でキュンキュンアイドリング!!!「ベタな失恋~渋谷に降る雪~」を歌唱。続いて、フォンチーが17号三宅ひとみ、19号橘ゆりか、20号大川藍とともにギザギザアイドリング!!!「NA・GA・RA」を歌い、会場を盛り上げた。フォンチーと同じくギザギザアイドリング!!!のオリジナルメンバーである三宅は、曲を歌い終えると号泣。オリジナルメンバーが自分1人になってしまうこともあってか、フォンチーに向けて「1人にしないで……」とすがりつく場面もあった。

そして、最後に「Snow celebration」「friend」を20人で歌い、谷澤とフォンチーの卒業ライブは盛大に幕を閉じた。谷澤はファンに向けて、「こんなにたくさんの人が集まってくれて、本当にうれしいです。これから別の現場でアイドリング!!!と谷澤が一緒になることがあったら、そのときはお互いライバルとしてがんばります!」と宣言。フォンチーも「番組が始まった頃、お客さんゼロ、持ち曲ゼロから始まって、5年2カ月後の自分の目の前にこんな光景があるとは思ってなかった。大好きな巣から離れるのは淋しいけど、フォンチー個人として皆さんに笑顔を届けられるようがんばります」と、今後の抱負を力強く語った。

リーダーである遠藤が2人に向けて「アイドリング!!!がここまでやってこれたのは、2人のおかげ。私たちも全力で2人を応援します」と語ると、谷澤は「私ね、アイドリング!!!に負ける気がしないの」と笑顔で発言。続けてフォンチーも「私だって負ける気がしないよ!」と語り、ステージ上は和やかな空気に包まれた。

そして、横山が「これ言ったら終わっちゃうの……」と涙ながらに話し始めると、会場は一気にしんみりしたムードへ。客席からもすすり泣く声が聞こえてくる中、横山は卒業する2人に向けて「私もハタチだし、大人になります。家族や友達以上に長い時間一緒にいて、2人のことを家族以上の存在だと思ってます。アイドリング!!!に入ってきてくれてありがとう!」と感謝の言葉を贈った。

谷澤とフォンチー以外の18人がステージを下りると、2人は名残惜しそうにファンに挨拶。最後にフォンチーが「これからも、素敵な愛のあるアイドリング!!!をよろしくお願いします!」と観客に語りかけ、2人はステージを後にした。

音楽ナタリーをフォロー