ホールでの単独公演としては、6月26日に中野サンプラザで実施された「アイドリング!!!!!! 10th LIVE『かんがえるな。感じろ!GO AHEADング!!!』」から約5カ月ぶりとなった今回のライブ。彼女たちがTOKYO DOME CITY HALLでライブを行うのはこれが初めてで、昼夜2公演に計5000人のファンが駆けつけた。
昼公演は「Snow celebration」からしっとりとスタート。ステージ前方に用意されたミニステージに幕が掛けられ、バックバンドの演奏が始まるとともに幕が下ろされ、ミニステージからアイドリング!!!のメンバー20人が登場する。白い衣装を身にまとった彼女たちは、観客に向けて笑顔を振りまきながらキュートな歌声とダンスを披露していった。
そして「やらかいはぁと」「無条件☆幸福」と立て続けに歌唱。会場の熱気を一気に高めていった。MCでは谷澤恵里香が「ついに東京ドームに来ちゃいました!」と叫ぶと、ほかのメンバーから「嘘はダメでしょ! TOKYO DOME CITY HALLでしょ!」とのツッコミが。続けて外岡えりかが「今年最後のナンバリングライブになるので、盛り上がっていきましょう!」と観客を煽る。そして、衣装替えをした長野せりな、朝日奈央、大川藍、伊藤祐奈、野元愛、尾島知佳が「アルファベットでこれなんだ!? ~保健室大作戦~」を披露。朝日がデザインをした衣装を着た6人は、元気よくステージ上を動き回り観客を楽しませた。続いて遠藤舞、外岡、谷澤、フォンチー、横山ルリカ、森田涼花、河村唯、酒井瞳、菊地亜美、三宅ひとみが大人っぽい色合いの衣装に着替えてステージに現れる。彼女たちは「GO EAST!!! GO WEST!!!」で弾けるように歌い踊り、ファンを魅了していった。
その後メンバーによるダンスコーナーを挟んで、ステージには森本さやかフジテレビアナウンサーが登場。クールな黒い衣装を着用した森本アナウンサーに、客席からは「アニキーッ!」という野太い歓声が送られた。森本アナウンサーは遠藤(G)、橘ゆりか(G)、長野(B)、横山(Dr)をバックバンドに従え、BOØWYの名曲「NO.NEW YORK」を熱唱。意外にも安定感のある演奏を聴かせるアイドリング!!!メンバーを背に、ひたすら熱いボーカルで会場を熱狂の渦に巻き込んだ。
続いて、いよいよ5期生候補のお披露目に突入する。5期生候補15名は1人ずつステージに立ち、自己紹介を実施。名前や年齢、出身地のみならず、特技や好きな言葉、ニックネームなどをファン様に伝えるなど、それぞれの個性が光る自己アピールを行っていった。
5期生候補の紹介を終えると、ミニステージには遠藤、そしてキーボードの前に座る菊地の姿が。菊地の弾くキーボードに合わせて、遠藤は「Don't think. Feel!!!」の一節を歌い始める。サビを歌い終えたところでバックバンドの演奏が始まり、残りのメンバーもステージに登場。曲の中盤では遠藤と大川がワイヤーで空中浮遊するサプライズも飛び出し、アイドリング!!!ならではのバラエティに富んだパフォーマンスが展開されていった。
「S.O.W. センスオブワンダー」「百花繚乱 アイドリング!!!」で盛り上がったあとは、1月18日に発売されるニューシングル「MAMORE!!!」を初披露。アイドリング!!!ならではの熱い思いが込められたこの曲は、早くも多くの観客に受け入れられていた。彼女たちはそのまま「SISTER」「ガンバレ乙女(笑)」を歌唱。「ガンバレ乙女(笑)」では5期生候補の15名がバックダンサーとして先輩たちのステージを盛り上げ、大興奮のうちにライブ本編が終了した。
アンコールでは、ナンバリングTシャツに着替えたアイドリング!!!の20人が、「eve」を熱唱。今回のバックバンドにはストリングスチームが初参加しており、これまで以上に深みのあるサウンドでライブに華を添えた。「eve」歌唱後のMCでは、菊地がストリングスチームのことを「ストロングチーム」と言い間違える場面も。これには遠藤からツッコミがすぐに入り、会場の爆笑を誘った。
その後アイドリング!!!は「Don't be afraid」「恋の20連鎖!!」「『職業:アイドル。』」を連続して歌唱。会場の熱気がピークに達したところで最後に「friend」を歌い、約2時間のライブはピースフルな空気の中幕を閉じた。
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音楽ナタリー @natalie_mu
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