音楽活動10年目の柴咲コウ、初の武道館公演で8000人熱狂

今年で音楽活動10年目に突入という節目の年を迎えた柴咲コウが、全国ツアー「Kou Shibasaki Live Tour 2011 "CIRCLE & CYCLE"」の最終公演として11月28日に自身初となる日本武道館ワンマンライブを行い、8000人の観客を前に白熱のステージを繰り広げた。

ライブは最新アルバム「CIRCLE CYCLE」に収録された「パラレルワールド・リーディング」で幕を開け、3曲目の「Graspin' all of it」ではギターを手に歌うパフォーマンスも披露。「武道館のみなさんこんばんは、柴咲コウです！ 武道館には魔物が棲んでるって聞いてたけど、魔物の正体はみんなの愛だって気付きました。みんなにもあたたかい愛を感じて帰ってほしい。最後まで楽しんでいってください」と挨拶した。

途中からDECO*27がギターとして参加し、彼が楽曲提供した「ゲノミクロニクル」「無形スピリット」をパフォーマンス。柴咲コウ、DECO*27、TeddyLoidの3人で結成したバンド・galaxias!のコーナーでは、11月23日に発売されたデビューアルバム「galaxias!」からの楽曲を演奏し、武道館を巨大なクラブのような空間に変えた。

DJをはさんでステージは一転し、今度はアコースティックコーナーがスタート。「最愛」「月のしずく」などを歌い、バンドメンバーと息のあったパフォーマンスを見せた。後半は「Invitation」「ラバソー ～lover soul」などアッパーな楽曲を一気にたたみかけ、会場の盛り上がりは最高潮に。本編ラストの「フィロソフィア」を歌い終えると、柴咲は「お願いがあります！ カップルで来た人、家族で来た人、1人で来た人、みんないろんな事情やしがらみがあると思うけど、今日はそれを全部取っ払ってこの会場を1つにしたい。隣の人と手を繋いで、1つのサークルを作りたいの！」と呼びかけた。

なお、この日のライブの模様は12月23日（金・祝）21:00よりWOWOWで放送される。