lynch.の轟音が闇を切り裂く！全国5都市ビジョンジャック

lynch.が本日11月9日に札幌、新宿、名古屋、大阪、福岡の全国5都市の大型街頭ビジョンをジャック。東京・新宿アルタスタジオで行ったシークレットライブの模様を生中継し、夜の繁華街に轟音を響かせた。

本日、lynch.がニューシングル「MIRRORS」をリリースしたことを記念して行われたこのイベント。内容については、今朝ほどバンドのスタッフが運営する公式Twitterアカウントおよびオフィシャルファンクラブ「SHADOWS」向けに「lynch.の未公開映像をふんだんに使用した特別番組を同時放送」とのみアナウンスされていた。

イベント開始時間の19:30になると、街頭ビジョンの映像が一斉に切り替わり「2011.05.11 SHIBUYA-AX」の文字が浮かび上がる。そして今年の5月に実施されたSHIBUYA-AXのライブ映像、AXライブの直後に行われた東京・渋谷の街頭ビジョンジャックの模様、6月の東京・新宿歌舞伎町におけるサプライズライブの映像が次々と放映され、集まった観客はそれを食い入るように見つめた。

続いて9月の東京・赤坂BLITZのライブ映像、シングル「MIRRORS」のスポットCMが流されたのちに、画面には「lynch. Special Live 新宿スタジオアルタより生中継！」の文字と、アルタ前広場を上空から撮影した中継映像が。黄色い嬌声が沸くと同時に、スクリーンにlynch.の5人が現れ、リリースされたばかりの新曲「MIRRORS」を爆音で演奏し始めた。

葉月（Vo）のグロウルやハイトーンを交えた色気ある歌声と、玲央（G）と悠介（G）の奏でるギターのハーモニーを、晁直（Dr）と明徳（B）のリズム隊がヘビーかつタイトなリズムで支える楽曲は、たまたま通りがかった人の足を止めさせるほどの迫力で観客に迫る。また、イベント情報を聞きつけて集まったファンは、新曲の演奏というプレゼントをうれしそうな表情で受け取っていた。

最後に葉月が「ありがとう、ツアーで会いましょう」とひとことだけ口にすると、約15分の中継はあっという間に終了。夜の新宿に、名残惜しそうな拍手が鳴り響いた。