東京ドームCEO「思う存分暴れて」
三井不動産特別顧問 / 東京ドーム代表取締役会長CEOの北原義一氏は、開口一番「本当に素晴らしい企画ですよね」としみじみ語る。「今しみじみ感じておりますのは、これがPayPayドームや京セラドーム、エスコンフィールドでやられなくてよかったなと。本当にうれしく思っている次第です」と冗談を飛ばしつつ、「3年ほど前に東京ドームは三井不動産グループの一員になりました。『LAPOSTA 2025』というイベントを中心にして、今回を皮切りに今後三井不動産グループのさまざまな集客施設で同様のイベントを行っていく予定です」と今後の事業展開を明かした。またJO1に向けては「くれぐれも遠慮することなく、暴れてくださればと。東京ドームの新たな1ページを作っていただけたらなと思います」と語りかけた。
会見にはNTTドコモ コンシューマサービスカンパニー執行役員 エンタテインメントプラットフォーム部長の櫻井稚子氏も登壇し、公演の関連施策とともに、同社による「ドコモ未来フィールド」の取り組みを紹介。これは子供たちがさまざまなプロの世界を体験できるプロジェクト。「LAPOSTA 2025」ではこのプロジェクトとコラボし、ダンサーやアイドル、音楽、ライブ業界に関心がある子供たちが自らの夢を育むための気付きを得られるような施策が展開される。
これについて豆原は「僕は田舎育ちで夢を見つけづらい環境だったんですけど。ドコモさんを通じて子供たちの夢が実現できたらなと思うと……すごく感心しております。楽しみです」、川尻は「何より子供たちのためにもなりますし、きっと僕たちのためにもなると思うので。本当にありがとうございます」とそれぞれほほえむ。櫻井氏が感激した様子で「私たちもこのような機会をいただけてうれしいです」とJO1に感謝すると、ここまで両手でガッツポーズをしながら熱心に耳を傾けていた河野純喜が、興奮を抑えられない様子で「よっしゃー!」と大声で声を上げる。メンバーに「楽屋でやろな」とたしなめられながらも、河野はうれしそうな表情を浮かべたままだった。
崔社長が語るLAPONEについて
会見の最後に締めのコメントを求められると、リーダーの與那城は「JO1はもうすぐ5年目に差しかかろうとしてますが、最初のほうは『こんな大きなイベント、できるのかな?』と、デビュー当初は想像がつかなかったんです。けどLAPONEも家族が増えてきまして。5チームで1つのものを作り上げられることをすごくうれしく思っています。“ライブ”という僕たちの夢だったものが大きく広がっている気がします」と感慨深げに話す。「LAPONEで日本のエンタメ業界を盛り上げていきたいですし、国内外の方々に僕たちの名前を知ってもらうチャンスでもありますし、あと先ほど『全力で暴れていい』と言われたので……」と言いかけると、佐藤がすかさず「暴れていい? いいの?」とカットインし再びジャケットを脱ぎだし会場からは笑いが起こった。
和やかなムードに包まれる中、最後に崔社長は「私自身、日本に住んで26年くらいになりますが、LAPONEという会社は、設立から日本と韓国のいいところを混ぜ合わせた会社にしたいと思っていました。間違えたことがあったら1つひとつ直しながら、ホットな会社にしていきたい、とがむしゃらに走ってきました。アーティストもスタッフも、愛のある会社にしていきたいと思っております。きっとこの会社が国内外の多くの人々に、いつか本当の意味での“最高のエンターテインメント”を届けていけると信じています」と言葉を紡ぐ。最後は「LAPONE所属アーティスト全員が集結し、力を合わせてファンの皆さんと作り上げる『LAPOSTA 2025』は、1つの船に乗って進む大航海です。心から楽しんでください」と締めくくり、会見を終えた。
きみどり @kimidorimeat
大規模な絵しりとりもしよう
【会見レポート】JO1が“長男”として「LAPOSTA 2025」記者発表会へ、三井不動産&NTTドコモ役員とともに展望語る(写真20枚) https://t.co/P7e2lZlLvO https://t.co/E0X9RLP6qO