五感で楽しむGLAYの展覧会とは?全4エリアのポイント紹介、“二人が歩いた足跡”から“柔らかな風”まで

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GLAYのメジャーデビュー30周年を記念した展覧会「FEEL!!!! GLAY Presented by GLAY EXPO」が、明日5月31日から6月17日に東京・PARCO FACTORYで開催される。本日30日にプレス向けの内覧会が行われた。

GLAYとは?

北海道函館市出身の4人組ロックバンド。TAKURO(G)とTERU(Vo)を中心に1988年に活動を開始し、1989年にHISASHI(G)、1992年にJIRO(B)が加入して現在の体制となった。1994年にシングル「RAIN」でメジャーデビュー。1996年にはシングル「グロリアス」「BELOVED」が立て続けにヒットし、1997年に12枚目のシングル「HOWEVER」がミリオンセールスを記録したことでトップバンドの仲間入りを果たす。1999年7月には千葉・幕張メッセ駐車場特設会場にて20万人を動員するライブを開催し、当時有料の単独ライブとしては日本最多観客動員を記録する。2010年4月には自主レーベル「loversoul music & associates」(現:LSG)を設立。メジャーデビュー20周年となる2014年には宮城・ひとめぼれスタジアム宮城にて単独ライブ「GLAY EXPO 2014 TOHOKU」を行った。デビュー25周年を迎えた2019年より「GLAY DEMOCRACY」をテーマに精力的な活動を展開。10月にアルバム「NO DEMOCRACY」を、2020年3月にベストアルバム「REVIEW II -BEST OF GLAY-」をリリースした。デビュー30周年を迎える2024年は、周年のテーマとして「GLAY EXPO」を掲げて活動中。5月にシングル「whodunit-GLAY × JAY(ENHYPEN)- / シェア」を発表し、6月に埼玉・ベルーナドームで単独公演「GLAY 30th Anniversary GLAY EXPO 2024-2025」を行い、10月に4年ぶりとなるアルバム「Back To The Pops」をリリース。11月から全国アリーナツアーを開催する。

「FEEL!!!! GLAY Presented by GLAY EXPO」の入り口。

「FEEL!!!! GLAY Presented by GLAY EXPO」の入り口。

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「FEEL!!!! GLAY Presented by GLAY EXPO」はGLAYの楽曲を五感を使って楽しめる立体的なミュージアム。「History」「Songs」「Theater」「Photo Spot & Message」の4つのセクションで構成されている。

会場に入ると、30年分の作品のジャケットとアーティストビジュアルが左右の壁一面に並んでいる。GLAYの歴史を視覚で感じられる「History」エリアだ。デビューシングル「RAIN」から年代順に並べられたグラフィカルなウォールアートは圧巻。ここではGLAYが来場者を迎えるように、4人からの撮り下ろしメッセージ動画も上映されている。

「Scoop」コーナー

「Scoop」コーナー[拡大]

「History」エリアを進んでいくと、「はじまりのうた」の歌詞が目に飛び込んでくる。ここからは、10曲を立体的な空間展示を通して可視化した「Songs」エリアだ。「Scoop」という曲名が記載されたアートボードには「Let’s flash photography!」の文字が。フラッシュを焚いてカメラでボードを撮影すると、写真に歌詞が表示されるという仕組みになっている。

「春を愛する人」コーナー

「春を愛する人」コーナー[拡大]

青空をバックに桜が咲いているのは「春を愛する人」コーナー。歌詞入りの桜のプレートと小瓶が飾られており、小瓶の中にはフレグランスが。視界だけではなく春の香りを嗅覚で感じながら、楽曲の世界観を堪能できる。グッズコーナーではこのフレグランスが「春を愛するフレグランス」という商品名で販売されている。

「彼女の"Modern…"」コーナー。背景には「S・D・R」の文字。

「彼女の"Modern…"」コーナー。背景には「S・D・R」の文字。[拡大]

嗅覚の次は触覚だ。クッションのような手触りが印象的な大きなダイスが置かれているのは「彼女の“Modern…”」コーナー。「ダイスで決める1日の」という出だしの歌詞にちなんだアイデアである。ダイスの側面には「摩天楼にダイブ」「奇跡の海を華麗に泳ぐから…」といったファンおなじみのキラーフレーズが記載されている。

雪に残された“二人が歩いた足跡”。

雪に残された“二人が歩いた足跡”。[拡大]

「Songs」エリアの中央で一際存在感を放つのは、白いレースに覆われた「あなたといきてゆく」コーナー。レースをめくると、何枚もの便箋に歌詞がつづられており、曲中に登場する赤い糸とアイリスの花も飾られている。「Winter, again」コーナーは、「二人が歩いた足跡を残して…」というサビのフレーズをイメージした足跡が印象的だ。「降り続く白い雪」という歌詞にちなんで、雪のように言葉が降り注ぐ空間となっている。

「HOWEVER」コーナー。“柔らかな風”が吹いている。

「HOWEVER」コーナー。“柔らかな風”が吹いている。[拡大]

さらに2人でバディになって写真を撮影できる「Buddy」コーナーや、鏡によって歌詞が反転する「MIRROR」コーナー、ミュージックビデオのディープな世界観をアクリル板で表現した「everKrack」コーナーも。「HOWEVER」コーナーでは、よく見ると歌詞が書かれた布が揺れている。歌詞にちなんで、実は「柔らかな風」が吹いているという仕掛けだ。

「Songs」エリアで10曲の世界観を味わったあとは、「Theater」エリアへ。ここでは1999年、2001年、2004年、2014年に開催されたGLAYの大型ライブイベント「GLAY EXPO」の映像が、4面シアターに4公演同時に投影されている。上映されているのは、過去4回すべての「GLAY EXPO」で演奏された6曲。四方の迫力のある映像に加え、フロアに次々と映し出されていく歌詞も見どころとなっている。

85インチの大型モニターに映し出されたビジュアル。

85インチの大型モニターに映し出されたビジュアル。[拡大]

メッセージをつづれる寄せ書きボード。

メッセージをつづれる寄せ書きボード。[拡大]

視覚と聴覚で「GLAY EXPO」の歴史を感じたあと、最後にたどり着くのは「Photo Spot & Message」エリア。このエリアの入り口には、メンバーのサイン入りのイベントロゴが飾られている。エリアの中に入ると、4人の撮り下ろしビジュアルが等身大サイズで映し出された85inchの大型モニタが。モニタではアーティストフォトだけではなく、オフショットも見ることができる。さらにイベントロゴのモニュメントがそびえ立つフォトスポットや、ソニーの技術「デジタルヨセガキ」を使って、ファンがGLAYのメッセージをつづれる寄せ書きボードも。その奥にはイベントのグッズコーナーが広がっており、耳栓やマッキー、ストレスボールといった個性的なグッズも用意されている。

展覧会が行われるPARCO FACTORYは、東京・池袋PARCO店の7階にあるが、8階ではカフェイベント「GLAY EXPO DINER」が行われている。こちらでは味覚を使い、オリジナルメニューを通してGLAYの世界観を味わうことができる。展覧会とカフェイベントは6月17日まで行われる。

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昭和マダムワンダー @Madam_wander

【イベントレポート】五感で楽しむGLAYの展覧会とは?全4エリアのポイント紹介、“二人が歩いた足跡”から“柔らかな風”まで(写真20枚) https://t.co/GPjJweZq2T

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