Juice=Juice植村あかり、卒業前に4冊目の写真集発売「11年間まっとうできたのは誇り」

植村あかり（Juice=Juice）が本日5月23日に東京・書泉ブックタワーでソロ写真集「Strelitzia」の発売記念イベントを開催。これに伴い、マスコミの囲み取材に応じた。

オススメ写真は犬のムックちゃんとのツーショット

6月14日に東京・日本武道館で開催されるコンサート「Juice=Juice Concert Tour 2024 1=LINE 植村あかり卒業スペシャル」をもって、Juice=Juiceおよびハロー！プロジェクトから卒業する植村。本日発売された「Strelitzia」は彼女にとって通算4冊目となる写真集で、グループ卒業を目前に控えた“植村あかりの今”が華々しく艶やかに捉えられている。

植村は今回の写真集について「前に出した3冊とはまた全然色が違って、ほぼ自分でプロデュースしたというか。ロケ地だったり衣装だったり、あとワンちゃんと一緒に撮影したいという夢を実現させていただいたり、私のやりたいことが詰まった夢のような1冊になったかなと思います」とアピール。「Strelitzia」というタイトルについては「極楽鳥花という、南国に咲いている鳥のようなお花のことなんですけど、私が以前飼っていた愛鳥のハッピーちゃんっていうセキセイインコをちょっと思い出すような、未来に羽ばたけるようなテーマでタイトルを付けさせていただきました」「花言葉が輝かしい未来ということで、卒業に向けてぴったりなんじゃないかなって」と説明した。

植村は写真集のオススメ写真として犬と一緒に写ってるカットを挙げ、「犬のムックちゃんも自然な表情を浮かべていますし、私も1冊目、2冊目、3冊目と比べて素の表情が多いなと思っています」とコメント。Juice=Juiceメンバーの話題が出ると、「撮影時に段原瑠々ちゃんが遊びに来てくれて、塩パンを作って振る舞ってくれたり、撮影してるときに『いいですね！』って声をかけてくれたりして。あと昨日は石山咲良ちゃんと有澤一華ちゃんから連絡が来まして、有澤一華ちゃんは『もう涙が出そうです』と言っていました」と心温まるエピソードを語った。

なかなか人に伝わらない“23”という数字への愛

「写真集に点数を点けるなら？」という写真集の会見恒例の質問に対して、植村は「じゃあ230点で！」と即答。「 “23”は私にとってすごく大切にしている数字で。これと言った理由があるわけではないんですけど、あのフォルムが好きなのかなと（笑）。なかなか人に伝わらないんですけど、23はこう丸っこくて柔らかくて……みたいなイメージがあるので、すごく好きな数字なんですよね」と“23”という数字への愛を明かした。

このほか、植村は日本武道館での卒業コンサートについて触れ、「衣装からセットリストまで私も携わらせていただいているので、11年間Juice=Juiceで活動してきた私がお届けできるものを、全部詰め込んだライブにしたいなと思っています」と意気込む。「私は関西の研修生を経てここまでやってきたんですけど、この活動をやってみて感じた一番の強みは、人とのつながりを感じることができたことで。こうして卒業を決めることができたのも、たくさんのJuice=Juiceファミリー（Juice=Juiceファンの呼称）やスタッフさん、メンバーが自信をくれたからこそでした。11年間まっとうできたのは私自身誇りだなと思います」と充足感を顔ににじませながら会見を締めくくった。