西川貴教、ロックミュージカル会見で丸坊主時代を語る

本日9月30日、都内にてロックミュージカル「ロック・オブ・エイジズ」の記者発表が行われ、西川貴教、島谷ひとみら豪華キャスト陣が登壇した。

本日の会見の出席者は、西川貴教（T.M.Revolution）、島谷ひとみ、山崎裕太、高橋由美子、misono、川平慈英の計6名。主人公のドリュー役を演じる西川貴教は、山崎裕太らに促されつつ会見冒頭から「♪消臭力ー」とおなじみのCMソングを熱唱し、場の空気を和ませた。

西川は舞台について「僕自身リアルタイムで聴いて音楽の原体験になった楽曲がたくさん詰め込まれていて、このミュージカルをやることで自分の中で音楽がどういうものだったかを改めて考えさせてくれるような作品です」と解説。さらに80年代のロックの名曲が多数登場することを受けて「中学でバンドを始めて、文化祭のライブで初めて人前で歌ったんですけど、当時は丸坊主で、白いTシャツを墨汁で染めたり破ったりしてステージに出てました。髪の毛が5mmしかなかったのでとにかく髪を伸ばしたいと思ってましたね（笑）」と当時の思い出を語った。

ヒロインのシェリー役を演じる島谷ひとみは、「見てのとおり派手にいきたいと思ってます。私にはロックなイメージがあまりないと思うんですけど、舞台ではロックな部分を出していきたいです」と話し、misonoは「今はアーティスト活動休養中なんですけど、歌える場所を与えていただき感謝しています」と意気込みを表した。

本日登壇した6名を含むキャスト陣は、1カ月後の公演初日に向けて現在稽古の真っ最中。西川は「ミュージカルというと椅子に座って行儀良く見るという印象があると思いますが、一緒に聴いて盛り上がれるような、今までになかったミュージカルにできればと思ってます」と抱負を語った。

「ロック・オブ・エイジズ」は米ブロードウェイで人気のロックミュージカル。BON JOVI、JOURNEY、VAN HALEN、WHITESNAKEらによる、80年代を代表するヒットナンバーが、夢をあきらめず生き抜く若者たちの姿を描き出す。国内では、10月28日から11月6日まで東京国際フォーラム・ホールCにて東京公演が行われ、その後大阪、福岡でも上演される。