「幻友」はアイナにとって初の写真集であり、
囲み取材では、「人生で初めての写真集に10年来の友人であるカメラマンに撮影してもらった写真でいっぱいです。パルコでの展示は10年分の愛が詰まった、一言では表せない空間になっています」と写真集と写真展について語ったアイナ。過去の写真については、「10年前は、マツエク200本に黒いカラコンがドンとくるようなメイクの時代もあり、少し恥ずかしい部分もあります」と笑う。また思い出の写真はBiSHに加入して約3カ月目というタイミングで撮影された1枚だという。アイナは「撮ったときの温度感を今でも覚えていて、すごくお気に入り。当時、自分があまり『かわいい』と言われて育っていない人生だった中、友達にかわいいと言われながら撮られたのは初めてでした。『そんなこと言ってくれる人がいるんだな』と思ったし、そういう言葉をちゃんと投げかけてくれるのが真穂だったんです。すごく肯定された気がしました」と撮影時を振り返った。
2023年3月、アイナはミュージックビデオの撮影中に頭部を大怪我する事故に遭った。写真展では、その怪我をした2日後に興梠が撮影したというアイナの顔写真も展示されている。額に生々しい傷跡が残るこの写真にまつわるエピソードとして、アイナは「当時は30針の怪我のせいで、BiSHのライブを延期してしまったんです」と回想。続けて「東京ドームで解散する数カ月前で、すごくメンバーみんなの意識が高まっていたのに、自分が足を引っ張ってしまったっていう、もどかしく、不甲斐ない気持ちでした。顔はすごく腫れて、もう世に出たくないくらいの混沌とした時間で。もう生きていくのがちょっと辛いなと思っていたタイミングで、真穂が家に来てくれたんです。顔が1.5倍くらい腫れていたから、普通なら怖がると思うんです。でも真穂はほほえみながらそばにいてくれました。変わらない優しさに、『真穂なら写真を撮ってもらってもいいかも』と思えました。あの写真はちょっと腫れが引いた段階で、真穂に撮ってもらったものです。真穂にしか撮れない写真、真穂にしか撮ってもらいたくない写真です」と、壮絶な体験をした時期の興梠との絆を明かした。
このほか、変顔が得意であることから、写真集にも多数変顔が収められていることなどを語ったアイナ。「私や真穂のことを知らない人がふらっと覗きに来ても、心とか情緒の奥に何か引っかかるものを感じるはずです。ふらっと渋谷に来た際は、どんな方でも来てほしいです」と語った。
アイナ・ジ・エンド photo exhibition ‐幻友‐
2024年3月29日(金)~4月15日(月)東京都 PARCO MUSEUM TOKYO
アイナ・ジ・エンド photo exhibition ‐幻友‐
2024年3月29日(金)~4月15日(月)東京都 PARCO MUSEUM TOKYO
✴︎ラピスラズリ✴︎ @87uRaNai77
こんなんあったんかー!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
📝【会見レポート】アイナ・ジ・エンド、初の写真集「幻友」に見る10年来の親友との絆(写真29枚) https://t.co/SAUKypQn2B