ExWHYZ、Seihoとのスプリットツアーで渋谷を沸かせた夜「みんなの楽しいや面白いを絶対に守る」

3

362

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 41 305
  • 16 シェア

ExWHYZSeihoによるスプリットツアー「ExWHYZ presents 'SeihoWHYZ'」の東京公演が3月14日にSpotify O-EASTで開催された。

ExWHYZ(Photo by sotobayashi kenta)

ExWHYZ(Photo by sotobayashi kenta)

大きなサイズで見る(全16件)

Seiho

Seiho(Photo by sotobayashi kenta)

Seiho(Photo by sotobayashi kenta)[拡大]

SeihoはExWHYZの前身グループEMPiRE時代から楽曲を提供し、昨年10月にはExWHYZの楽曲プロデュースに関わるアーティストをゲストに招いた「ExWHYZ TOUR 2023 ‘eLATION’ part.2:with Special Guest Series」の愛知公演に出演。マスター(ExWHYZのファンの呼称)にとってもおなじみの存在で、今年3月20日に“バラエティアルバム”と称してリリースされるExWHYZの新作「Dress to Kill」にも、オープニングトラック「Dresscode」のプロデュースと自身の提供曲「ANSWER」のリミックスで参加している。

Seiho(Photo by sotobayashi kenta)

Seiho(Photo by sotobayashi kenta)[拡大]

スプリットツアーの2公演目となったSpotify O-EASTでのライブでは、ステージ上のDJセットの前にスタンバイしたSeihoが「好きに踊っちゃってください、よろしくお願いします」とひと言。クラシックの楽曲や、ExWHYZ「虜」「ANSWER [Seiho REMIX]」、EMPiRE「IZA!!」といった自身が制作に携わったナンバーをマッシュアップし、絶え間ないサウンドの波に自らも身を委ねて体を動かしつつオーディエンスを踊らせていく。最後は「メンバーと初めて出会った大好きな曲です」という言葉を経て「I don’t cry anymore [Seiho REMIX]」をプレイし、フロアを大いに盛り上げてExWHYZにバトンをつないだ。

ExWHYZ

ExWHYZ(Photo by sotobayashi kenta)

ExWHYZ(Photo by sotobayashi kenta)[拡大]

ExWHYZ(Photo by sotobayashi kenta)

ExWHYZ(Photo by sotobayashi kenta)[拡大]

Seihoが手がけたSE「Dresscode」に合わせて登場したExWHYZは、スリリングなトラックが印象的な「Universe」でライブをスタートさせる。まばゆいライトに照らされながらしなやかに歌い踊り、楽曲の終盤では拳を上げて観客とともに歌声をこだまさせた。さらにSeihoの提供曲「ANSWER」、アシッドチューン「Unknown Sense」と続き、LEDに表示されたVJ演出も相まってフロアが沸き立った。

ExWHYZ(Photo by sotobayashi kenta)

ExWHYZ(Photo by sotobayashi kenta)[拡大]

バラエティアルバム「Dress to Kill」からは、変則的なビートにアレンジされた「4:00 a.m [80KIDZ REMIX]」などのフロアライクな楽曲が繰り出される。「虜」ではnowが「もっとみんなのこと虜にするから、見ててね」と呼びかけてオーディエンスを高揚させ、「Dress to Kill」の収録曲の1つである、ファンクの要素を取り入れた「Secret Secret [Shin Sakiura REMIX]」ではサウンドに合わせてメンバーもマスターも腕を左右に振った。

その後、間髪をいれずに「Des Speeching」「フラチナサマー」「6WHYZ」や、「Dress to Kill」からの先行配信曲「ANSWER [Seiho REMIX]」を畳みかけた5人は、mahoが作詞した新曲「Fleeting」をライブ本編のラストにパフォーマンス。mahoの「今までで一番作詞に時間がかかりました。もっとうまい言葉ないかなと思って、自分の中にない言葉を探してしまって、立ち止まったりしたんですけど、言い慣れた言葉でもみんなの顔を思い浮かべて書いて。私の心から出てきたひと言ひと言は本物だし、その変わらない言葉をちゃんと伝えたいと思って書き切りました」というMCを経て、メンバーの伸びやかな歌声が場内に響きわたった。

ExWHYZ(Photo by sotobayashi kenta)

ExWHYZ(Photo by sotobayashi kenta)[拡大]

アンコールではmikinaが「今日感じてくれた気持ちはみんなだけのものだし、誰もその気持ちに干渉できるはずなくて、ライブに来てくれた理由もみんなだけのものだからそれを大事にしてほしいなって思ってるのね。私たちはみんなの1つひとつの楽しいとか、面白いを絶対に守るって決めたの。これからもいろいろ悩んでいくと思うんだけど、みんなが感じた気持ちを絶対に大事にして、誰にも邪魔させない一生を作っていきたいと思っています」と丁寧に言葉をつなぐ。そして大沢伸一「Our Song」のカバーでエモーショナルにライブが締めくくられた。

3月19日には本公演から複数曲のライブ映像がYouTubeでプレミア公開される予定。当日はメンバーもチャットに参加する。

この記事の画像(全16件)

セットリスト

ExWHYZ「SeihoWHYZ」2024年3月14日 Spotify O-EAST

SE. Dresscode
01. Universe
02. ANSWER
03. Unknown Sense
04. 4:00 a.m [80KIDZ REMIX]
05. 虜
06. Shall We
07. Secret Secret [Shin Sakiura REMIX]
08. Des Speeching
09. フラチナサマー
10. 6WHYZ
11. Obsession
12. ANSWER [Seiho REMIX]
13. Fleeting
<アンコール>
14. NOT SORRY
15. Our Song

ライブ情報

ExWHYZ presents 'SeihoWHYZ'(※終了分は割愛)

2024年3月23日(土)大阪府 ユニバース

ExWHYZ TOUR 2024 'Futura Free'

2024年5月4日(土・祝)大阪府 梅田CLUB QUATTRO
2024年5月5日(日・祝)香川県 festhalle
2024年5月11日(土)新潟県 NIIGATA LOTS
2024年5月18日(土)福岡県 LIVE HOUSE evoL
2024年5月19日(日)鹿児島県 CAPARVO HALL
2024年5月26日(日)栃木県 HEAVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2
2024年5月31日(金)埼玉県 HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3
2024年6月2日(日)北海道 札幌PENNY LANE24
2024年6月8日(土)神奈川県 1000 CLUB
2024年6月15日(土)京都府 KYOTO MUSE
2024年6月16日(日)静岡県 LiveHouse 浜松 窓枠
2024年6月27日(木)愛知県 DIAMOND HALL
2024年6月29日(土)大阪府 CLUB JOULE
2024年6月30日(日)岡山県 CRAZYMAMA KINGDOM
2024年7月6日(土)石川県 金沢EIGHT HALL
2024年7月13日(土)岩手県 Club Change WAVE
2024年7月14日(日)山形県 山形ミュージック昭和Session
2024年7月15日(月・祝)宮城県 Rensa
2024年7月28日(日)茨城県 mito LIGHT HOUSE
2024年7月31日(水)東京都 Zepp Shinjuku(TOKYO)

読者の反応

  • 3

HASSAN BANGASH @HassanBangash0

@natalie_mu 最初の夜は絶対にみんなのi boiles sihoを守ります

コメントを読む(3件)

関連商品

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 ExWHYZ / Seiho の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。