妖怪爆誕にUFO回避!小笠原海×船津稜雅「稜海しました!」第2弾も盛況「伝説は始まったばかり」

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【第2部レポート】稜雅のパパはフラットアーサー

質問に答える小笠原海と船津稜雅。

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第2部の冒頭では、どの公演でも注目を集めていた“謎のオープニング映像”の裏側が明らかに。映像の独特な世界観に、稜雅が「さっきの映像、意味がわからないのよ」と言及すると、海は「謎のビンやリンゴが映ったりしていて、なんだろうと思ったでしょ? なんの伏線でもない! ただスタジオにあっただけ」ときっぱり断言する。1枚の金網に隔てられた稜海がシリアスな表情で金網を叩くシーンに関しては、2人が笑いを我慢できずに8テイクも重ねたそうで、海は「しかも高さが足りなくて、金網の両脇をスタッフさんが持ってくれてるの(笑)」と暴露。「あの映像に一番お金をかけたから、今着てる衣装がジャージとサンダルです」と笑った。

この回のオープニングトークでは、「1人暮らしをするようになって、自分を子供と呼べる時代はだいぶ昔になったな」と考えたという稜雅が最近ふと「子供の頃に親や祖母から教えてもらったこと」について考えた、というエピソードを披露した。「『ねこふんじゃった』に“伴奏バージョン”があるの知ってる? 母から、その伴奏バージョンを習ったんですよ。祖母は散歩が好きなんだけど、星がよく見える日に散歩についていって、祖母からはオリオン座を教えてもらったんです」。家族との記憶を順に辿っていく稜雅の話に観客が聞き入る中、彼は「で、父からは……」と切り出し「『水平線の向こう側は滝になってるんだよ』って教えてもらった」と続ける。「稜雅のパパ、そういうところあるよね!」と海が笑うと、稜雅は「詰まるところ、ウチの父は“フラットアーサー”でしたわ!」と結論。フラットアースの地層をスイーツに見立てた「地球はティラミス」というキラーワードを生み出したところで、2人はライブを本編へと進めた。

UFOに連れて行かれたい

コメントを締めて退場しようとする小笠原海(左)と、海の動きを察知して退場を阻止する船津稜雅(右)。

コメントを締めて退場しようとする小笠原海(左)と、海の動きを察知して退場を阻止する船津稜雅(右)。[拡大]

「稜海の妄想タイム」のコーナーに進むと、今回は「UFOに連れて行かれそうになったときの回避の仕方」を真剣に考えることになった稜海。しかしながら2人には「ついていってみたい」という好奇心があり、稜雅が「俺は、UFOは未来人が来たんだと思ってる」と私見を述べると、海も稜雅にグータッチして「わかる! グレイ型の宇宙人は未来の人間の姿だよね」と反応する。SF映画の話題なども交えて盛り上がり、一向に「回避する」という思考にならない2人だったが、海がそれを逆手に取って「こいつ連れ去っても意味ないな、って思わせたらいいんじゃない?」とアイデアを提案。稜雅が「ハミガキに枕、キャリーケースも抱えてUFOに吸い込まれていったら、宇宙人が『あいつ、ノリノリなんだけど!』って引くんじゃない?」と想像を膨らませ、最終的に2人は「資料を抱えて“飛び込み営業”をかけることで、宇宙人を引かせる」という回避方法にたどり着いた。

かわいいところなんていっぱいあるもんな、リョウガ

「これくらいの」と作った手の形が明太子のフォルムになってしまった船津稜雅(右)。

「これくらいの」と作った手の形が明太子のフォルムになってしまった船津稜雅(右)。[拡大]

続くリクエストコーナー「稜海へ!コレお願いします」では、第1部とは逆に「海と稜雅へ、超特急のリョウガをとにかく褒めちぎって」というお題が2人に投げかけられる。ノリノリだった海とは打って変わって照れ笑いを浮かべる稜雅へ向け、海は「やっぱり、リーダーとしてがんばってるよ。自分では陰キャだと言ってるけど、人としゃべるのだって大丈夫だし」と伝え、さらに「衣装がポール・スミスのときがあるんだけど、リョウガは私服が基本ポール・スミスとZARAなんで、だいたい同じのを持ってる。着てきた服と同じ衣装に着替えるときがあって、そういうところがかわいくて仕方ない」と自身が思う萌えポイントも披露。「かわいいところなんていっぱいあるもんな。ヘアスタイルにこだわりがなくて、『カイ、次のライブの髪色、何色がいいと思う?』って聞いてくるところとか」と、次々に海が挙げる意見に「かわいい!」の声が止まぬ中、稜雅は「キツいキツい。(褒めるところ)ないのよ(笑)」と照れっぱなしだったが「聞いた話だと、時期によって好きな飲み物が変わるって。最近はジャスミン茶ばっかり飲んでるらしい。かわいいねえ。いい匂いの液体だからかな?」「一時期、手相の生命線が短すぎることに悩んでた時期があったらしいぜ。『生き方なんて自分で決めろ』って言ってやったわ」と、自身でひねり出した褒めポイントを明かし「そんなもんかな。ちょっとヤツが恥ずかしがってるわ」と、リョウガの気持ちを“代弁”していた。

超特急タカシ&マサヒロのトークショーが見てみたい小笠原海と船津稜雅。

超特急タカシ&マサヒロのトークショーが見てみたい小笠原海と船津稜雅。[拡大]

最後のコーナー、来場者とのQ&Aでは、時間の許す限りファンの質問に答えていった稜海の2人。今年30歳の誕生日を迎える2人へ送られた「三十路までにやりたいことは?」という質問では、海が「超特急の30歳になる組(カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、シューヤ)で宝くじ買ってみない? 面白そう」と提案するなど、グループの話題でも会話が弾む。「超特急の別のメンバーのトークショー、誰と誰のペアを見てみたい?」という質問に海が「タカシとマサヒロかな……」と想像すると、稜雅も「一番面白いだろうな(笑)」と納得。海は2人を挙げた理由を「何をしゃべっているのか、お互いにわかっていそうでわかっていないまま進んでいきそう」と説明し、これを聞いた稜雅と観客は大盛り上がりで同調した。

パッションの袋を開こ!

iPhoneの計測アプリユーザーの小笠原海と、右手のリーチで20cmを測れる船津稜雅。

iPhoneの計測アプリユーザーの小笠原海と、右手のリーチで20cmを測れる船津稜雅。[拡大]

「初対面の人とうまく話す方法を教えてほしい」という相談が投げかけられた際には、海が「俺、初対面の人と1対1ではマジでしゃべれない。反対に、稜雅は話せるよね」と、表向きのイメージとは真逆の素顔を明かす場面も。2人が来場者からもアドバイスを求めると、客席の1人から「パッション!」という力強い“解決策”が挙がり、あまりの簡潔さに大笑いした稜雅は「“陽キャの心を詰めた袋”がパッション。パッションの袋を開こ! 開いて、ちょっと自分にかけてみよ。塗ったりしてみようよ!」と、独特の表現ながらも頼もしいアドバイスで質問者にエールを送った。また、「稜海ファンのファンネームは何ですか?」という質問には、自らのファンを稀有な存在と定義付けている2人から「重症者」や「患者」といった案が挙がるも、最終的には「なんでもいいよ。好きな言い方を口々に言ってもらえれば」とファンに語りかけた海と稜雅。あっという間に1時間30分の公演時間が過ぎ、締めの挨拶へと進むと、稜雅は「東京のこんな大きな会場でやれたのもうれしいですし、果たして今度はどこでやれるのかなって……」と、第3弾の開催に含みを持たせた。すると海は「第3弾、やりますよ!」ときっぱり予告し「福岡か北海道に行きたいね。おいしいものが食べたい」と想像を膨らませる。そして海は「まだ伝説は始まったばかり。ウチらの物語は、ここがスタートやから。楽しんでもらいたいし、また遊びに来てもらえたら」と最後に観客へ語りかけた。

なお、公演中「次のキービジュアルはどうします?」というスタッフからの質問に、海は「俺の中ではアイデアがある。例えば甲冑とか、『TRON』みたいなボディスーツとか。逆に昭和の世界へタイムスリップして、ブラウン管のテレビから『稜海しました!』のロゴが飛び出したりとか……」と、アイデアを次々に提案していた。いつの日か来る“第3弾”では、ビジュアル含めどのような形で2人が楽しませてくれるのか、ファンは稜海のカムバックを楽しみにしておこう。

ライブレポート

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読者の反応

@Hono12__

クレッシェンド風に撮ってるのやばいwwww https://t.co/INZ2Y7FFh4

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