「Act ONE」は、2025年に建て替えのため休館を予定している帝国劇場の記念ラインナップ第1弾となる作品。4つのグループが“Freedom”“Beauty”“Wild”“Passion”それぞれをテーマに繰り広げるパフォーマンスを通じ、帝国劇場にやってきた子供たちがスターの輝きやエンタテインメントに大切なことを学ぶ姿、そしてキャストたちが自らの“Act ONE”=第一幕に進んでいく姿を描く。演出は全キャストが、スーパーバイザーは
会見の冒頭ではHiHi Jetsの高橋優斗が全出演者を代表し、1月1日に発生した令和6年能登半島地震についてコメント。「我々にできることは今のところ見つかっていない現状にもどかしい気持ちも抱えています。その中で僕たちはエンタメの力を通して明るい話題をお届けできるように、精進したいと思っています」とキャストたちの心境を語り、「現在進行形でとてもつらい思いをされている方もたくさんいらっしゃると思います。我々もできることは一生懸命やりたいと思っていますので、ぜひ一丸となってがんばっていきましょう。改めて今被害に遭われているすべての皆様、お見舞い申し上げます」と被災者へ思いを寄せた。
各グループそれぞれが初日を迎えた心境を尋ねられると、高橋は「今回はオムニバスという形で、新しい挑戦ということをすごく感じる舞台です。帝国劇場は我々の小さい頃の思い出も詰まっている劇場なので、悔いなく盛り上がれるようにがんばりたいです」と語る。美 少年の岩崎大昇は「それぞれのエンタメをぶつけ合ったうえで『エンタメには正解がない』ということを僕たちが改めて認識しつつ子供たちにも伝えていくという舞台。これが皆さんの明日の力になれば」と述べた。
7 MEN 侍の中村嶺亜は「抱えている思いをぶつけ合って認め合って、次の世代に伝えていくことが僕たちにできることなのかなと。千秋楽まで誰1人欠けることのないように駆け抜けていきたいです」と決意を述べる。少年忍者の川崎皇輝は「今のジュニアの未来、そして会社の未来も感じていただけるんじゃないかなと思っています。1月いっぱいぜひ応援していただけたらうれしいです」と力強く話した。
キャストたち全員で手がけた演出については、HiHi Jetsの猪狩蒼弥が「どう皆さんに楽しんでいただくかは全員でめちゃくちゃ考えて。僕たち自身も勉強になったし、帝国劇場に立つことの重み、今まで作ってくださっていた皆さんのすごさを改めて理解しました」と明かす。またスーパーバイザーの堂本光一からは「みんなのやりたいこともあるだろうけど、お客さんに届けるという思いがないといけない、一方的な思いを押し付けるだけにならないように」とアドバイスされたと話し「光一さんがいらっしゃったから帝国劇場にふさわしいパフォーマンスにできたなと思います」と感謝を述べた。
また、ジュニアたちにとってはお正月の恒例行事となっているお年玉に話が及ぶと、川崎が「今年はみんなの思いを汲んで、少年忍者が後ろのユースやネクストに……」と、4グループを代表して少年忍者が年下のキャストたちにお年玉を配ったというエピソードを明かし、観客をどよめかせる。「今まではいただいてばかりだったので、こうやって年下の子たちと一緒にがんばるということで初めてあげました」と年上らしい表情を見せる川崎に、残る3グループのメンバーたちは「僕たちはいただけないんですか?」「めっちゃ尊敬してるのに!」と野次を飛ばし、川崎を「いや、同世代だし先輩だし!」と苦笑いさせていた。
帝国劇場2024年新春公演「Act ONE」スケジュール
2024年1月1日(月・祝)~1月27日(土)東京都 帝国劇場
<出演者>
※高橋優斗の「高」ははしご高、岩崎大昇と川崎皇輝の「崎」はたつさきが正式表記。
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