10年以上ぶりに披露された曲も！ファンモンの歴史たどるワンマンライブで会場は熱狂の渦

FUNKY MONKEY BΛBY'Sがワンマンライブ「WE ARE FUNKY MONKEY BΛBY'S -2023 TOKYO-」を昨日12月3日に東京・東京ガーデンシアターで開催した。

「WE ARE FUNKY MONKEY BΛBY'S」は、前身グループのFUNKY MONKEY BABYS時代に不定期で開催されていたワンマンライブ。2008年の東京・日比谷公園大音楽堂（日比谷野音）公演に始まって、大阪・大阪城ホール、神奈川・横浜スタジアム、大阪・京セラドームなどなど各地で行われ、2013年に東京・東京ドームで開催された解散ライブへの流れを汲む、ファンモンのヒストリーライブと言える公演だ。2021年10月には再始動後初のワンマンライブとして東京・日本武道館で実施。アルバムのリリースツアーともまた違う曲がセットリストに組み込まれるのもこのライブの見どころとなっている。

オープニングSEののち、巨大ビジョンに映し出された「WE ARE FMB -Hello TOKYO-」の文字が「One」に変わると、客席から歓声が上がる。「One」は観客がタオルを掲げて盛り上がることでおなじみの、ファンモン初期から人気のナンバー。この曲からライブはスタートし、会場に熱狂の渦が巻き起こった。間髪いれずに最新アルバム「ファンキーモンキーベイビーズZ」の収録曲「乙Sound」に続き、最後に「そうだろ！ お父さーん！」と歌詞を変えて歌うと、お父さんへの応援歌「ヒーロー」に突入。アッパーチューン3曲をノンストップで畳みかけた。

「自己紹介するのを忘れていた！」というファンキー加藤の声をきっかけに、自己紹介ラップ「チェケラッチョ」のイントロが流れ始める。2006年発表の1stアルバム「ファンキーモンキーベイビーズ」に収録されていたこの曲が披露されるのは、FUNKY MONKEY BABYS時代も含めて10年以上ぶり。立て続けに歌った「WE ARE FUNKY MONKEY BΛBY'S」では、日比谷野音から東京ドーム解散ライブまでのファンとの歩みを感じるライブ映像や写真が映し出され、会場は幸福感に包まれた。さらに彼らは、最新アルバム「ファンキーモンキーベイビーズZ」から「原宿陸橋」をライブ初披露。「荒野に咲く花」ではシンガロングで会場全体がひとつとなった。

アンコールでは、12月の開催にちなんで「ぼくはサンタクロース」を披露し、ひと足早いクリスマスをオーディエンスにお届け。2021年再始動後初のシングル「エール」で会場中で大合唱が沸き起こると、最後はお約束である「悲しみなんて笑い飛ばせ」でタオルが宙を舞い、年内最後のワンマンライブは締めくくられた。

なお、2024年にソロデビュー10周年イヤーを迎えるファンキー加藤が、2月14日にソロシングル（タイトル未定）を配信リリースすることがアナウンスされた。彼は4月28日に東京・日比谷公園大音楽堂（日比谷野音）にて3年ぶりのソロライブ「I LIVE YOU 2024 in 日比谷野外音楽堂」を開催することもすでに告知している。