THE YELLOW MONKEY、吉井和哉の状態を鑑み武道館公演を見送り　“渾身の新曲”11月に発表

THE YELLOW MONKEYが12月28日に開催予定だった東京・日本武道館公演の開催が見送られることが発表された。

オフィシャルサイトの発表によると、武道館公演の開催見送りは吉井和哉（Vo, G）の歌唱の準備を十分に整えることができないために決定。吉井は2022年に炎症によるポリープと診断され、腫瘍が再発見されるなどして同年10月に3度目となる切除手術を行い、11月に早期の喉頭がんと診断された。すぐに治療を開始し、今年の年明けには順調に根治した彼は、7月末に新曲のボーカルレコーディングを実施。その後バンド演奏の大音量の中、ライブさながらの曲数を歌うことを9月下旬に試みたものの、満足のいく状態には至らなかったという。その後の診断や経過を見て、各所とも協議のうえ、今年の武道館で完全復帰を叶えるには少し準備が足りないと判断された。

新曲は11月に公開される予定。オフィシャルサイトには「久々の、そしてTHE YELLOW MONKEY渾身の新曲になります」という言葉が添えられている。