カメレオン・ライム・ウーピーパイ初ワンマンがWWW Xで幕、多彩なサウンドと演出で23曲続々披露

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カメレオン・ライム・ウーピーパイのワンマンライブ「1ST ONE-MAN LIVE “Orange”」の東京公演が昨日7月9日に東京・WWW Xにて開催された。

「カメレオン・ライム・ウーピーパイ 1ST ONE-MAN LIVE “Orange”」東京公演の様子。(撮影:横山マサト)

「カメレオン・ライム・ウーピーパイ 1ST ONE-MAN LIVE “Orange”」東京公演の様子。(撮影:横山マサト)

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カメレオン・ライム・ウーピーパイは、トラック制作などを手がける仲間のWhoopies1号、2号とともに活動する、Chi-によるソロユニット。1stアルバム「Orange」を5月にリリースし、同作を携えて初ワンマンを東阪の2カ所で開催した。この記事では2日目となる東京公演の模様をレポートする。

「カメレオン・ライム・ウーピーパイ 1ST ONE-MAN LIVE “Orange”」東京公演の様子。(撮影:横山マサト)

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ゲストDJのPARKGOLFがオープニングアクトとして観客の体を揺らしたのち、舞台上のスクリーンには手書きの文字がカウントダウンするオープニング映像が投影される。数字が0に近付くにつれて会場の期待感は徐々に高まっていき、公演タイトルが表示されるとともにWhoopiesたちがステージに登場。スクリーンには楽屋にいるChi-の姿が映し出され、彼女は「LaLaLa」を歌唱しながらステージへと向かって行く。ロビーや舞台袖を通り抜け、いよいよステージ上へ。全身オレンジの衣装を見に纏い、映像が流れるサングラスをかけるという奇抜ないでたちの彼女が現れると、フロアは大きく沸き上がった。そのままChi-たちは「Mushroom Beats(Orange ver.)」「Where Is The Storm」を披露し、ハンドクラップを煽ったり、コール&レスポンスを行ったりと、さまざまな方法で会場のボルテージを高めていった。

カメレオン・ライム・ウーピーパイ(撮影:横山マサト)

カメレオン・ライム・ウーピーパイ(撮影:横山マサト)[拡大]

その後もカメレオン・ライム・ウーピーパイは、さまざまなジャンルを横断した楽曲を多彩な演出に合わせて続々とパフォーマンス。ヒップホップに接近したナンバー「Dislike」では、サイケデリックな色味のアニメーションを背景に、アグレッシブなラップを披露。かと思うと、R&B風のナンバー「scrap」「Skeleton Wedding」ではじっくりと歌声を聴かせ、Chi-のボーカリストとして魅力を存分に見せつける。Whoopiesのみのパフォーマンスパート「ウーピータイム」を経て歌唱された「Amefuri no Bambina(Orange ver.)」では、Chi-がハイチェアに腰掛けながらしっとりした歌声を響かせ、会場を儚く切ない空気に包み込んだ。

カメレオン・ライム・ウーピーパイ(撮影:横山マサト)

カメレオン・ライム・ウーピーパイ(撮影:横山マサト)[拡大]

カメレオン・ライム・ウーピーパイのパフォーマンスは止まることなく、ミニマルなビートが観客を心地よい揺れに誘う「Wonderful」や、フロアに力強い手拍子が鳴り渡った新曲「Chair」など、多様なアプローチをとった演奏に会場は大盛り上がり。ライブ映えするアッパーチューン「Burn Out」ではオーディエンスが一斉に手を高く掲げ、会場中がひとつになった。ここでひと息ついてChi-は「めちゃくちゃ楽しいです。ヤバいですね」と感想を漏らしつつ、これまでの活動を振り返る。「7年前にカメレオン・ライム・ウーピーパイが生まれたんですけど、そこからずっとコツコツやってきて……全然関係ないんですけど、子供の頃、泥団子を作るのにハマってて。あれって磨いたらめっちゃピカピカになるんですよ。あれを見せてるような感覚というか(笑)。3人でツルツルに磨いたものを『これできました』って見せてるような(笑)。最初は誰も見てくれなかったんですけど、どんどん磨いていったらこんなに人が集まってくれるっていうのがうれしくて。もっともっとツルツルの泥団子を作っていけたらいいなと思います」と独特な例えで思いを語ると、観客からは大きな拍手が送られた。

「カメレオン・ライム・ウーピーパイ 1ST ONE-MAN LIVE “Orange”」東京公演の様子。(撮影:横山マサト)

「カメレオン・ライム・ウーピーパイ 1ST ONE-MAN LIVE “Orange”」東京公演の様子。(撮影:横山マサト)[拡大]

そしてライブ終盤、「Stand Out Chameleon」が投下されると、観客は弾けるようにジャンプ。Chi-が一旦観客をしゃがませ、一斉にジャンプさせると、床が揺れるほどの盛り上がりを見せた。そしてラストナンバー「Love You!!!!!!」ではけたたましいハンドクラップが鳴り響き、会場が熱狂の渦に包まれ本編は終了。アンコールではライブ冒頭に登場したPARKGOLFが再登場。Chi-は彼とともに作った楽曲「Indie Slime」を歌唱し、コケティッシュなウィスパーボイスを聴かせる。カメレオン・ライム・ウーピーパイはラストに「Stand Out Chameleon(Super Special Remix)」を駆け抜けるように演奏したのち、「Whoopie is a Punkrocker (CLWP ver.)」をパフォーマンス。ドット絵風のキュートな映像を背に、タイトル通りパンキッシュなサウンドを鳴らし、熱い余韻を残したままライブの幕を下ろした。

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「カメレオン・ライム・ウーピーパイ 1ST ONE-MAN LIVE “Orange”」2023年7月9日 WWW X セットリスト

01. LaLaLa
02. Mushroom Beats(Orange ver.)
03. Where Is The Storm
04. Dislike
05. Sweets Room
06. scrap
07. Skeleton Wedding
08. Mad Doctor(Whoopies Wa Remix)
09. Unplastic Girl
10. ウーピータイム(Orange ver.)
11. Amefuri no Bambina(Orange ver.)
12. Wonderful
13. Mole Dancer
14. Chair ※新曲
15. Dear Idiot
16. MANabUUUU
17. Burn Out
18. Stand Out Chameleon
19. Crush Style
20. Love You!!!!!!
<アンコール>
21. Indie Slime
22. Stand Out Chameleon(Super Special Remix)
23. Whoopie is a Punkrocker(CLWP ver.)

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読者の反応

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カメレオン・ライム・ウーピーパイ @chi_clwp

【ライブレポート公開!】

「音楽ナタリー」
@natalie_mu にて
昨日渋谷 WWW Xにて開催した
『1ST ONE-MAN LIVE "Orange"』
のライブレポが公開されました!

ぜひご覧ください!

#CLWP_Orange

https://t.co/cxh5h7cDH8 https://t.co/9jO7vnLUav

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