Snow Man目黒蓮が報道陣の前で“強運”を証明「僕はわがまま0です」発言にはM!LK佐野勇斗が異議唱える

7月14日に放送がスタートするTBS系ドラマ「トリリオンゲーム」の制作発表会見がこのほど東京都内で行われ、目黒蓮（Snow Man）、佐野勇斗（M!LK）、今田美桜、福本莉子が登壇した。

「トリリオンゲーム」は稲垣理一郎が原作、池上遼一が作画を手がけるマンガのドラマ化作品。“世界一のワガママ男”のハルと、“まじめで不器用なエンジニア”のガクという正反対の2人が、ゼロから起業し型破りな方法で1兆ドル（トリリオンダラー）を稼いで、この世のすべてを手に入れようと成り上がる“ノンストップエンタテインメント”だ。本作が単独でのドラマ初主演となる目黒が主人公のハルこと天王寺陽を、佐野がガクこと平学を演じる。

ホテルの高層階のボールルームを舞台に行われた会見は、ハルとガクが起業する「トリリオンゲーム社」の設立発表会見として行われた。会場に集まった報道陣と観客へ向け「本日はトリリオンゲーム社設立発表会見にお越しいただきありがとう」と、ハルとして挨拶した目黒は「最高のエンジニア・ガクから最高のひと言を」と、佐野の挨拶のハードルを上げて笑みを浮かべる。目黒の“ムチャ振り”に目を丸くした佐野も、ガクとして「皆さん、も、盛り上がってますか……？」と切り出したのち「佐野勇斗です。いい作品になっていますので、皆さんで盛り上げていきましょう！」と呼びかけた。

目黒、佐野ともに初体験だったという鏡開きで賑々しく「トリリオンゲーム社」の船出を祝ったのち、今田と福本をステージに招いて再開した会見では、目黒が改めて「本当にワクワクドキドキさせてくれる作品を、早く皆様に届けられたら」と思いを語る。この言葉に、佐野も「大変ですけど笑いの絶えない現場なので、早く皆様にこの面白さをお届けできればなと思っています」と続いた。

会見ではハルのキャラクターにちなんだ質問が登壇者に向けて投げかけられた。“世界一のワガママ男”にちなみ、これだけは譲れないという自身の“わがまま”な一面は？という質問が最初に飛ぶと、目黒は「僕はわがまま0です」と即答。しかし、佐野は「あります、あります。異議あり！」と切り込み「最近のエピソードなんですけど、Snow Manの皆さんが現場に差し入れをくださったので、僕の所属しているM!LKからも差し入れをしようとインスタライブで話していたんです。『ラーメンにしようか』と話していたら、（目黒が）インスタライブを観てくれていたみたいで。ラーメンがどうしても嫌だったみたいで、配信中に『シュークリームがいい』って電話かけてきたんですよ。もうびっくりしますよ！（笑）」と、目黒の行動を明かす。佐野の告白を隣で聞いていた目黒は「わがまま、ありましたね（笑）。甘いものを楽しみたいと思います」と笑いながら応じていた。

佐野も「僕はないですね。わがままじゃないです」と目黒と同様の返答をしたが、これには今田が異議を唱え「この4人で中華を食べるシーンがあったじゃないですか。いろいろと料理が円卓に並んでいて、目黒さんがチャーハンを勧めていたんですけど、（佐野が）『俺は酢豚がいい』って……」と、撮影中のエピソードを明かす。福本も「（撮影終了後に）裏で酢豚をこっそり食べてました」と佐野の酢豚への執着心を暴露し、2人の告白に佐野は「どうしても酢豚がよかったっすね（笑）」と照れ笑いを浮かべていた。

続いて「ハルのようにハッタリでピンチを乗り切ったエピソードはある？」という質問が4人に投げかけられると、目黒はジャニーズJr.時代の思い出を懐古。「『ローラースケートができる人はいますか？』と聞かれたとき、ホントは履いたことがなかったけど『できます』と言って、披露するまでに滑れるようになってればいいやと猛特訓して本番に出ていくとかはありましたね。そこで『できる』と言わないと、出番が回ってこないので」と当時の努力を明かす。佐野も同様にグループ活動の中でのエピソードを挙げ「ドラマ撮影があった都合で、リハにほぼ出れずにライブに参加したことがあって。『覚えていけるか？』とスタッフさんに聞かれて『いけます』と言ったんですけど、本番までに覚えられなくて、（該当のパートで）客席を煽りました。そこから僕、グループで煽り担当なんですよ。でも、会場めっちゃ盛り上がったんで乗り切れました！」と胸を張った。

会見の最後には、4人の中で誰が強運の持ち主かを確かめる「巨大黒ひげ」ゲームが行われた。樽に剣を刺していき、金テープが飛び出した人が“強運の持ち主”というルールのもと進行したが、3周目を終えてもテープは飛び出ず。4周目に入ったところで目黒が「本当に出ます？」と半信半疑で剣を刺すと、樽の上部から勢いよく金テープが噴き出した。見事“強運の持ち主”であることを証明し、仲間たちから「さすが！」と声をかけられた目黒は、最後に登壇者を代表して挨拶。「この作品では、正反対の2人が0から起業してトリリオンダラーを手に入れることができるのかが描かれます。ワクワクできると思いますし、皆さんそれぞれに『こういう夢を口に出して言うのは恥ずかしいな、できるかな』と思うこともあるかもしれないけど、すごく勇気をもらえると思います。第1話、とても面白いので。まず1話を観て、ワクワクしてもらえたらと思います！」と、視聴者へ向けて呼びかけた。