1968年にシングル「山谷ブルース」でデビューして以来「フォークの神様」として支持されてきた岡林信康。今回の書籍は336ページの大ボリュームで、はっぴいえんどや美空ひばりとの出会いと交流など、数々のエピソードとともに彼の多様な音楽遍歴を語り尽くしている。
また本著にはインタビューのほか最新撮り下ろし写真も掲載され、京都での私生活の一部も公開。さらにパラパラ漫画も楽しむことができる。
この本の発売を記念して、岡林信康は7月16日19:00から東京・ディスクユニオンお茶の水駅前店、7月17日14:00から東京・ジュンク堂書店池袋本店9Fでトーク&サイン会を実施。なお9月には東名阪のZeppでツアーを開催することも決定している。
「岡林、信康を語る」目次
<東京編>
聖書と賛美歌 / 東洋と西洋とヴォーリズ 日本とアメリカ 葛藤 / ギターとの出会い~高石友也 / 「山谷ブルース」でデビュー / URC時代「わたしを断罪せよ」労音 左翼 衝突 蒸発 / ロックへ 権力に関しての考察 それで自由になったのかい / はっぴいえんどとの出会い / 見るまえに跳べ / 岡林信康コンサート 神田共立講堂 三島由紀夫の死 / 男と女 / 私たちの望むものは / 中津川フォークジャンボリー / ひばりパーティの二次会 組織から外れた生き方 / 印税未払い / ボブ・ディラン / 美空ひばり飛び入り事件 / ビクター時代 / 山下洋輔 / 自主制作盤時代「歌祭り」シリーズ「山谷ブルース」復活 /
<京都編>
日々の生活~ものづくり~生き方 / 地方で音楽を発信することの難しさ / 歌手として生きること / 鳩との出会い / ドイツ鳩 / 金魚、そしてランチュウ / 狂気 / 畑仕事 / 断食と食の関係 / お酒やめるきっかけ 酒が抜けずに鬱状態 禁酒禁煙 / 新宿ゴールデン街 / 「月の夜汽車」の裏話 / ひばりさんとの交流の果て / メッセンジャー、泉谷しげる / 野次馬として楽しむ岡林信康の人生 / 日本文化と明治維新 / 自分自身の走りをするということ / 引きこもりの高校時代 / 全てはプラス・恵みの雨 / イエス・キリスト / 死に関して / 始まりと終わり~様々な次元 / 孫の存在
岡林信康コンサートツア-2011
2011年9月3日(土) 大阪府 Zepp Osaka
2011年9月4日(日) 愛知県 Zepp Nagoya
2011年9月9日(金) 東京都 Zepp Tokyo
リンク
- 岡林信康 アーティスト館 ArtLIFE MUSEUM the NET
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音楽ナタリー @natalie_mu
岡林信康が音楽人生を語り尽くす336ページインタビュー集 http://natalie.mu/music/news/52700