映画「
「わたしの幸せな結婚」は、顎木あくみによる恋愛小説を映画化した作品。明治・大正期の雰囲気をまとった架空の時代を舞台に、心を閉ざした主人公の軍隊長・久堂清霞と、家族から虐げられてきた悲運な女性・斎森美世の運命のラブストーリーが描かれる。目黒は本作で初の単独主演を務め、Snow Manとして主題歌「タペストリー」を歌う。
目黒は会場を見渡して「ホッとした気持ちです。生でお客さんの雰囲気を感じられることはないので、うれしいです!」と挨拶。映画の公開にあたり、彼が35媒体の雑誌の表紙、33番組にゲスト出演したことが司会者から来場者へと伝えられると、「人生でこんなにもテレビに出ることってあるのかなって思うぐらいで。うれしいですね」とはにかんだ。そんな目黒の座長としての姿について、美世を演じた今田は「いつお会いしても、どの瞬間もとにかくまっすぐで。そんな姿に私も助けられましたし、ここにいる皆さんも助けられたんじゃないかなって思います」とコメントする。そして、国の命運を背負う皇子で清霞の幼なじみ・堯人を演じた大西が「先輩ですけど、誇らしい気持ちです!」と笑みをこぼすと、目黒は「笑顔がかわいいですね」と反応。大西は「恥ずっ!(笑)」と照れつつ「音楽番組で一緒になると手を振ってくれたりするんです」と観客に明かす。目黒が「ついうれしくなって振ってしまうんですよ」と返すと、大西は「なにわ男子は“めめ担”が多いので、マウント取れるなって(笑)」と喜んだ。
イベント中盤には作品に登場する“異能”にちなみ、“気遣いの異能”を持つのは誰か、登壇者が指差す場面も。目黒を選んだ塚原監督は「スタッフに『こっちに動いても大丈夫ですか?』と事前に声をかけていたりするのを見て、いろんな人が何をやっているのか見ているんだなと思いました」と撮影時の様子を伝えた。同じく目黒を選んだ今田が「とにかく人一倍『ありがとう』を伝える方だなという印象がありました」と話すと、目黒は「お! ありがとう……ってまた言ってる」と笑い「『ありがとうございます』って言わなくちゃいけないたくさんの人に支えられて作品が完成しているので。素で言っていたんだと思います」としみじみ口にした。
そんな目黒が演じる清霞に関して、塚原監督は「ちょっと閉じていて孤独な人。美世がどう見ているのか、彼女にどう見られているのか意識していくことで、表情が変わっていく。そういう描写を丁寧にやりたいというのは(目黒に)お願いしていたんです。それをただやるんじゃなく、しっかり自分の中で咀嚼して、清霞を演じていて。『例えばこんなのはどう?』って話すと、ビビッドな反応が返ってくる。とても楽しかったですね」と声を弾ませる。そんな塚原監督の言葉を聞いた目黒は「明日からもがんばれる」と噛み締めていた。
※高石あかりの高は、はしごだかが正式表記。
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目黒蓮「わた婚」初日に「ホッとした気持ち」大西流星は“めめ担”多いなにわ男子で「マウント取れる」 https://t.co/xZZ0ZfX6S9