原因は自分にある。3年ぶりリリイベのゴールは7人で!観測者もキッズも魅了した土曜の昼下がり

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原因は自分にある。が、昨日2月25日に千葉・セブンパーク アリオ柏でリリースイベントを開催した。

原因は自分にある。

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1月にリリースされた3rdアルバム「無限の終わり」を引っ提げ、げんじぶは2月5日に愛知・イオンモール常滑で、12日に大阪・もりのみやキューズモールで約3年ぶりとなるリリースイベントを実施。この日のアリオ柏での公演が、イベントツアーの締めくくりとなった。

原因は自分にある。「無限の終わり」ジャケット

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1月28日に神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで自身最大規模のワンマンライブを成功させたのも束の間、翌週の週末からリリースイベントツアーをスタートさせたげんじぶ。関係者の話によると、すでに開催が発表されている夏ツアーのチケットも、ファンクラブ先行申し込みの時点で各会場のキャパを超える数字に達しているという。そんな注目度の高さを示すように、この日の会場にも大勢の観測者(原因は自分にある。ファンの呼称)が集まり、イベント会場のスマイル・パークは開演前から大きな賑わいを見せていた。

原因は自分にある。

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開演時刻の14:00になると、スタイリッシュな黒のセットアップ衣装に身を包んだげんじぶの7人が満員の観測者が待つスマイル・パークのステージへ。小泉光咲は“魔法をかける”仕草でライブの幕開けを合図し、彼らは「無限の終わり」収録曲の「魔法をかけて」を1曲目に届けた。ホーンセクションの晴れやかな音色が印象的なサウンドに伸びやかなボーカルを乗せ、冒頭から観測者を魅了した彼らは、続けてデビュー曲のセルフタイトルトラック「原因は自分にある。」を披露。クロスさせた両腕を上下させて踊るサビパートで「みんな一緒に!」と呼びかけて観覧エリアを盛り上げ、あっという間に大きな一体感を作り上げた。

杢代和人

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2曲を終えて自己紹介を済ませると、長野凌大は「リリースイベントで各地を回ってきまして、本日の千葉が最終日でございます!」と聴衆に告げた。また彼は「仮面ライダーギーツ」出演のため現在グループでの活動を制限している杢代和人もこの日のイベントに参加し、今ツアーで初めてメンバーが全員そろったことにも触れ「僕たちもめちゃくちゃ楽しいでございます!」と声を弾ませる。大倉空人に「和人(リリイベ)ひさしぶりだよね」と声をかけられると、杢代は「僕、3年ぶりですよ!」とひと言。「自分の中で、リリースイベントといえば青春なんです。中学時代は毎週土日にイベントをやっていたし、すごく思い出深くて。だから今日できてうれしいです!」と笑顔を見せ「寒いけど楽しんでますかー?」と観測者に語りかけた。

桜木雅哉

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トークコーナーでは、「無限の終わり」の好きな収録曲を順に発表していった7人。先陣を切った大倉はアルバムの最後を飾る「僕らの世界・物語」を挙げ「この曲は僕たちと観測者の関係を歌った曲なので、今後も大切にしていきたいなって」と、その理由を告げる。「僕は『Lion』ですね」と続いた小泉は「パシフィコ横浜で披露したときの演出込みで、自分の中でこの曲が追い上げてきてて」と、お気に入りの理由を解説。バラード好きの桜木雅哉はバラードナンバー「Run away」をピックアップし「理由としてはやっぱり……『ケーキは大きめがいいな』かなって」と、自身が歌うパートを紹介した。

4人目の長野はリード曲「無限シニシズム」を挙げて「一番げんじぶ感があるというか。今までとこれからのげんじぶが詰まっていると思うので、この曲が好きです」とコメント。武藤潤が「僕は『桜Ground』。今すごく寒いですし、春が待ち遠しいじゃないですか……」と語った瞬間に強風が吹いて「えっ!? すごい寒い!」と彼が困惑するというハプニングが会場の笑いを誘いつつ、続く杢代は「僕は『Q』ですね。歌詞に自分たちの思いが込められていて、熱い気持ちになれる」と思いを伝える。最後に吉澤要人は「魔法をかけて」が好きだと明かし「僕らの1つの武器であるミュージカル調の楽曲で、聴くだけでニューヨークのブロードウェイに行った気分になるような最高の楽曲です」とその理由を語った。

観覧エリアのキッズたちに手を振る原因は自分にある。

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トーク中に吉澤が「今日はいつもよりキッズの方が多い気が……」と客席エリアを見渡した際には、仮面ライダーファンの子供たちがステージに向かってアピールするという和やかなひと幕も。杢代は「ありがとう!」と子供たちに向かって手を振り返し、そんなやりとりをメンバーも温かく見守っていた。また、ここでは3月15日に新曲「Mr.Android(feat. izki)」が配信リリースされることも桜木の口から告げられ、観測者はこの発表ににわかに沸き立ちながら、大きな拍手をメンバーへと送った。

武藤潤

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7人がにぎやかに盛り上がったMCを経て、3曲目に披露されたのは「無限シニシズム」。それまでの自然体な表情から一転、一気に楽曲の世界観に入り込んだ7人は、冷徹な無表情と微笑を交互に浮かべながら踊る独創的なパフォーマンスで観測者を惹き付けてミニライブを終える。武藤の合図で深く一礼した7人は観覧エリアへ向けて何度も大きく手を振り、「温かくしてね!」と呼びかけながらステージをあとにした。

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