ExWHYZツアーファイナルでmidoriko復帰「ただいまー」初の武道館ライブ決定にお台場どよめく

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ExWHYZが本日1月12日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)で初の全国ツアー「ExWHYZ FIRST TOUR xYZ」の最終公演を開催した。

ExWHYZ(Photo by sotobayashi kenta)

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ExWHYZは元EMPiREのyu-ki、midoriko、mayu、mikina、maho、nowからなるグループ。昨年6月にEMPiRE解散後、同じメンバーでの始動がアナウンスされたが、メンバーのmidorikoが約半年前から活動休止していたため、5人でツアーを回ってきた。同年11月にリリースされた1stアルバム「xYZ」は、大沢伸一、80KIDZ、Maika Loubte、デニー・ホワイト、yahyelの篠田ミルと山田健人、Shin Sakiura、関口シンゴ(Ovall)、Michael Kaneko、岡嶋かな多、栗原暁(Jazzin'park)、前田佑、マリア・マーカス、ジェイクKといった豪華なクリエイターが参加したことでも話題となった。ツアーファイナルはこれまでのツアー各公演と同様に“元EMPiRE”がオープニングアクトを務める形でスタート。ExWHYZのメンバーからなる元EMPiREは「FOR EXAMPLE??」「S.O.S」などEMPiRE時代の4曲を披露した。

ExWHYZ(Photo by sotobayashi kenta)

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続いてメインアクトであるExWHYZが出番を迎えた。ステージと客席の間に張られた紗幕にメンバーが「あいしてる」を歌う映像が映し出され、そこには活動休止中のmidorikoの姿が。映像が終わったあと、「xYZ」が流れるとともに、紗幕にはmidorikoを含む6人のシルエットが浮かび上がる。曲が展開し、幕が一気に降ろされると、6人の“完全体”とも言えるExWHYZが観客の前に初めてその姿を現した。

ExWHYZ(Photo by sotobayashi kenta)

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レーザーが飛び交い、重低音がフロアを震わせる「Obsession」でアッパーに攻めたあと、ExWHYZは「Higher」で手を大きく振って観客との一体感を高めた。midorikoは「ただいま、midorikoです」と話し、ほかのメンバーは「おかえり」と仲間の半年ぶりのカムバックを歓迎。mayuはこのツアーが1stアルバムの収録曲を披露する内容であることを説明し、「音に自由に身を任せて、皆さんそれぞれが一番過ごしやすい状態でこのライブを楽しめたら」と述べた。そしてmikinaの「とは言ってもみんなと盛り上がりたいから、アルバムに入ってない曲を持ってきました!」という呼びかけから、メンバーは次の曲「Shall We」の振付のポイントを観客に指南。この曲はアルバム未収録のダンサブルなポップチューンで、メンバーと観客が一斉にジャンプする場面などで大きく盛り上がった。

ExWHYZ(Photo by sotobayashi kenta)

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ライブ中盤は先日、早朝4:00からのミュージックビデオのプレミア公開時にmikinaが告知に奮闘したメロウな「4:00 a.m」、高揚感のあるEDMナンバー「You & Me」と幅広い楽曲が披露された。MCでは新年会と決起会を兼ねた会食の場において、6人でしゃぶしゃぶを33皿食べたというエピソード、牛肉と豚肉の違いがわからなかったこと、nowが“お子様向け”のメニューばかり頼んだこと、mikinaが1人しゃぶしゃぶをしていたことなどが語られた。midorikoは個性豊かなメンバーとひさびさに同じ時間を過ごし、グループに帰ってきたことを感じたと振り返った。

ライブ後半、mahoがファンと出会えたことなどについて改めて喜びを口にしてから、オープニング映像でも使われたミディアムチューン「あいしてる」へ。ダンスに注目される6人だが、優しい歌声で美しいハーモニーを響かせ、観客の感動を誘った。その後、ExWHYZは暗いステージに青いレーザーが飛び交う中、「Wanna Dance」で息ぴったりのダンスを踊る。ダークなムードから熱量たっぷりのサビへと展開する「Universe」でも息の合ったフォーメーションでオーディエンスの視線を釘付けにした。ラストにはmikinaが「あと1曲、みんなに会えてすごくうれしい景色を見たり、この先もこの曲でみんなといろんな景色を見たいと思います。みんなと私たちの曲です」と語ってから、デニー・ホワイト提供によるEDMチューン「STAY WITH Me」へ。明るく照らされるライブハウスで6人のシンガロングが響き、観客は大きく手拍子をしたり、ジャンプをしたりしながら、ExWHYZが作り出す楽しいライブ空間を満喫した。

ExWHYZ(Photo by sotobayashi kenta)

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「ExWHYZ LIVE at BUDOKAN the FIRST STEP」フライヤー

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アンコールではメンバー1人ひとりが挨拶。そんな中でmidorikoは「ただいまー。約半年間、活動休止の期間をいただいて、たくさんの人に心配をかけちゃったけど、信じて待ってくれて、 今日こうして温かく迎えてくれて、本当にありがとうございます。ひさしぶりに、みんなの顔を見ながら6人でライブをしたら、私はExWHYZが大好きだなって再確認しました。 たくさんの感謝はこれからのExWHYZで返させてください。改めてExWHYZのmidorikoをよろしくお願いします」と話した。メンバーが挨拶したあと、mayuが今後の展開にまつわる発表を行った。mayuは「5月13日土曜日、ExWHYZは日本武道館でライブをします。武道館なんてこんな重みのあるステージに立ちたいとは口に出して言えなかったです。私たちにとって、挑戦になります。この6人のExWHYZの、本当のファーストステップを、みんなに一番に届けたいです。みんなにもまた会いたいので、絶対に来てほしいです。ExWHYZ、EMPiREを愛してくれたみんなに武道館できちんと恩返ししたいです」と発表。突然の発表にどよめきと拍手が起こる中、ExWHYZはラストに未発表曲「Everything」を披露し、ライブを終えた。終演後には4月19日にExWHYZ初の自主企画として、東京・Zepp Haneda(TOKYO)でBiSHとのツーマンライブを行うことが追加でアナウンスされた。6人体制になり、2023年一発目のライブで好スタートを切ったExWHYZの今後の活動にも注目だ。

「ExWHYZ FIRST TOUR xYZ FINAL」2023年1月12日 Zepp DiverCity(TOKYO)セットリスト

元EMPiRE(オープニングアクト)

01. FOR EXAMPLE??
02. IZA!!
03. Don't tell me why
04. S.O.S

ExWHYZ

01. xYZ
02. D.Y.D
03. Obsession
04. Higher
05. Shall We
06. WEEKEND
07. 4:00 a.m
08. You & Me
09. あいしてる
10. Wanna Dance
11. Universe
12. STAY WITH Me
<アンコール>
13. Everything

この記事の画像・動画(全11件)

ExWHYZ presents BiSHWHYZ

2023年4月19日(水)東京都 Zepp Haneda(TOKYO)
<出演者>
ExWHYZ / BiSH

ExWHYZ LIVE at BUDOKAN the FIRST STEP

2023年5月13日(土)東京都 日本武道館

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edgar marquez @edmc80

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