麻倉ももが全国5カ所回った初ライブツアー終幕、バンド編成でパフォーマンス

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麻倉ももが11月6日に東京・中野サンプラザホールで初のライブツアー「LAWSON presents 麻倉もも Live Tour 2022 “Piacere!”」のファイナル公演を開催した。

麻倉もも「LAWSON presents 麻倉もも Live Tour 2022 “Piacere!”」東京・中野サンプラザホール公演の様子。(撮影:大庭元)

麻倉もも「LAWSON presents 麻倉もも Live Tour 2022 “Piacere!”」東京・中野サンプラザホール公演の様子。(撮影:大庭元)

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麻倉は7月にリリースした最新アルバム「Apiacere」を携えて、大阪・オリックス劇場、福岡・福岡市民会館、愛知・日本特殊陶業市民会館 フォレストホール、東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)、中野サンプラザホールの全国5カ所で計8公演を実施。初のバンド編成で表情豊かに楽曲をパフォーマンスした。

麻倉もも(撮影:大庭元)

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ライブの幕が開くと、ステージにはスヤスヤと横たわって眠っている麻倉の姿が。目覚まし時計の音とともに、麻倉は「ふわあー」と体を伸ばして眠たそうに起き上がった。そのまま麻倉が歌い始めたのは、今年の3月にリリースしたシングル「彩色硝子」のカップリング曲「ネムイケド」。バンドメンバーが軽やかに奏でるサウンドに乗せて、キュートな歌声が会場いっぱいに響き渡った。さらに麻倉は「『Piacere』最終公演始まるよー!」と元気いっぱいに宣言し、2人のダンサーを引き連れて「Good Job!」を歌唱。場内には親指を上に向ける“グッド”のハンドサインが広がり、続く「カラフル」ではキャッチーなダンスで会場がひとつになった。

麻倉もも「LAWSON presents 麻倉もも Live Tour 2022 “Piacere!”」東京・中野サンプラザホール公演の様子。(撮影:大庭元)

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麻倉はツアーファイナルを迎えた心境を少し名残惜しそうに語ったあと、「ソロデビュー6周年を迎えました。ツアー中に記念日を迎えて、こんなにたくさんの方々にお祝いしてもらえてうれしいなと思います」と声を弾ませた。その後、甘さのある歌声で「シュークリーム」を披露した彼女は、ダンスナンバー「Love me, Choose me」を艶やかなサウンドをバックに切なげに歌い踊る。「ふたりシグナル」「フラワーズ」ではスタンドマイクの前に立ち、手の振りを交えながら表現豊かに伸びやかに歌を届けた。

麻倉もも「LAWSON presents 麻倉もも Live Tour 2022 “Piacere!”」東京・中野サンプラザホール公演の様子。(撮影:大庭元)

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淡いブルーの衣装チェンジした麻倉は、スウィングジャズ調のナンバー「eclatante」を歌唱。ダンサーを引き連れて、エレガントな演奏をバックにミュージカルのようにパフォーマンスを繰り広げた。そして麻倉がステージに座りながら伸びやかに歌い上げたのは「ユメシンデレラ」。彼女は1曲ごとにまとう雰囲気をガラッと変え、さまざまな女の子の気持ちを歌で表現して楽曲の世界観にオーディエンスを引き込んだ。

麻倉もも「LAWSON presents 麻倉もも Live Tour 2022 “Piacere!”」東京・中野サンプラザホール公演の様子。(撮影:大庭元)

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「アルバムを出したときに『この曲好き』って言ってくれる方が多くてうれしかった」と麻倉が述べて披露したのは、失恋を描いたバラードナンバー「Monologue」。感傷的な歌声を響かせた麻倉は、続いてゆったりとしたラップから始まる楽曲「あしあと」を観客のクラップに包まれながら歌い上げた。麻倉はデビュー曲「明日は君と。」を生バンドならではの疾走感のあるサウンドをバックに生き生きと歌い上げたあと、タンバリンを手に「Run for you」をエネルギッシュに届ける。そしてその勢いを加速させていくように彼女は「Shake it up!」や「Fanfare!!」といったアップテンポのナンバーを連投した。「満開スケジュール」では「ペンライトで満開の花を咲かせてください!」という麻倉の言葉を受けて、会場にピンク色の光が一段とキラキラと揺れる。最後に麻倉は躍動感のあるバンドサウンドに乗せて「ピンキーフック」をリズミカルに歌い、ステージを去っていった。

麻倉もも(撮影:大庭元)

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アンコールを求める拍手に応えて再びステージに姿を現した麻倉は、アルバム「Apiacere」のアナログ盤に収録されている新曲「プリンセスじゃなくても」を可憐に歌唱。さらに歌謡テイストのナンバー「恋のプレリュード」を続けて歌い、透明感のある歌声を響かせた。麻倉は「1人でツアーを回るというのを経験したことがなかったので、私のラジオを聴いてくださっている方は『追い詰められてるな』と思ったかもしれませんが、1つひとつ乗り越えて、いいものを届けたいと思いながらずっと続けてきて、私自身もこのツアーで大きく成長できたんじゃないかなと思います」と胸を張る。そして「自分自身で成長できたなと認めてあげるとことができるようになったのは大きかったので、この『Piacere!』というツアーができて本当によかったなと思いました。皆さんと一緒にこの時間が作れて、本当に幸せでした! ありがとうございました!」と充実した表情を浮かべた。ラストナンバーは“幸せ”をテーマに自分自身の思いを詰め込んだ楽曲「彩色硝子」。銀テープが降り注ぐ中、麻倉はこの曲を通してオーディエンスに感謝の思いを届けた。

麻倉がステージを去ったあとも、オーディエンスの拍手は鳴りやまない。最後に麻倉はもう一度ステージに登場し、代表曲の1つ「ピンキーフック」を楽しげに歌って初のツアーを満面の笑顔で締めくくった。

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麻倉もも「LAWSON presents 麻倉もも Live Tour 2022 “Piacere!”」2022年11月6日 中野サンプラザホール セットリスト

01. ネムイケド
02. Good Job!
03. カラフル
04. シュークリーム
05. Love me, Choose me
06. ふたりシグナル
07. フラワーズ
08. eclatante
09. ユメシンデレラ
10. Monologue
11. あしあと
12. 明日は君と。
13. Run for you
14. Shake it up!
15. Fanfare!!
16. 満開スケジュール
17. ピンキーフック
<アンコール>
18. プリンセスじゃなくても
19. 恋のプレリュード
20. 彩色硝子
<ダブルアンコール>
21. ピンキーフック

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※記事初出時、曲名に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

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