EMPiREのツアー「元EMPiREなりのラストツアー」の最終公演が8月18日に東京・Zepp Haneda(TOKYO)で開催された。
6月2日に解散し、新グループ
開演時刻を過ぎた頃にyu-ki、mayu、maho、mikina、nowの5人が、グループロゴがスクリーンに大きく浮かび上がる、シンプルな装飾のステージに登場。彼女たちは「A journey」でライブをスタートさせ、力強い歌声と振付でたちまち会場を熱気で満たしていく。重低音が鳴り響くEDMナンバー「SUPER FEELiNG GOOD」では、「エージェント!」と大きな声で煽りながら、観客の体を大きく揺さぶった。「SUCCESS STORY」の歌唱後、yu-kiはmidorikoが出演できなくなったことを謝罪しつつ「今日はmidorikoを心に宿して、この5人で最強最高のライブを届けますので、最後まで楽しんでいってください!」と高らかに宣言した。
その後披露された「EMPiRE is COMiNG」では、ミラーボールが光を乱反射させ、会場内が幻想的な空間に生まれ変わる。その後5人は、和のテイストと独特な振り付けが印象的な「SO i YA」から「Buttocks beat! beat! 」「HON-NO」と激しめのナンバーを連発。会場のボルテージを上昇させたかと思えば、ゆったりしたテンポのナンバー「Black to the dreamlight」では伸びやかな歌声を響かせた。
ライブ中盤のMCではmaho が「私、やりたいことあるんだよね」とおもむろに切り出し、「This is EMPiRE SOUNDS」で誰が一番カッコよく“EMPiREポーズ”を掲げられるかという対決が行われた。その後5人は、色とりどりのレーザーが妖しくうごめく中「RiGHT NOW」をパフォーマンスし、さらにEMPiRE屈指のポップチューン「S.O.S」、しっとりしたバラードナンバー「ORDiNARY」などバラエティ豊かな楽曲で観客を釘付けにする。「WE ARE THE WORLD」では観客が一心不乱に飛び跳ねながらハンドクラップし、会場が大きく揺れるほどの盛り上がりを見せた。
その後も5人は「Have it my way」「MAD LOVE」を立て続けにパフォーマンス。続けてmayuが「エージェントのおかげで私たちはEMPiREとしていられました。今まで本当にありがとう」と言葉を紡ぎ、5人は「EMPiRE originals」を披露する。髪を振り乱す激しいダンスとともにロングトーンを響かせた彼女たちは、パフォーマンス後に凛とした佇まいを見せ、「以上、私たち元EMPiREでした。ありがとうございました」というお礼とともに深々としたお辞儀を見せ、舞台を去って行った。
鳴り止まぬアンコールの拍手に応え再び姿を現した5人は、「FOR EXAMPLE??」を歌唱。nowの「EMPiREもエージェントも大好きです」という言葉に続けて披露されたEMPiREとしてのラストナンバー「I have a chance!!」では、5人が満面の笑みを浮かべながら客席に向かって大きく手を振る。晴れやかなパフォーマンスで、EMPiREとしての別れをエージェントたちに告げた5人はそのままステージをあとにした。
「元EMPiREなりのラストツアー」2022年8月18日 Zepp Haneda(TOKYO) セットリスト
01. A journey
02. SUPER FEELiNG GOOD
03. SUCCESS STORY
04. EMPiRE is COMiNG
05. SO i YA
06. Buttocks beat! beat!
07. HON-NO
08. Black to the dreamlight
09. アカルイミライ
10. This is EMPiRE SOUNDS
11. RiGHT NOW
12. IZA!!
13. S.O.S
14. ピアス
15. ORDiNARY
16. WE ARE THE WORLD
17. Have it my way
18. MAD LOVE
19. EMPiRE originals
<アンコール>
20. FOR EXAMPLE??
21. I have a chance!!
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元EMPiREがラストツアー完遂、そしてExWHYZへ https://t.co/GoDDkJlWff