アップアップガールズ（２）が7人の新体制で初ライブ「さらに大きくなれるように加速していきます！」

アップアップガールズ（２）が、6月12日に東京・表参道GROUNDでワンマンライブ「アップアップガールズ（２） U（２）Zone LINE」を開催した。

5月22日に神奈川・CLUB CITTA'で開催されたワンマンライブで初期メンバーの吉川茉優が卒業。本公演は7人の新体制アプガ（２）始動のライブとなった。グループの新たな門出を祝うかのように会場には多くのファンが詰めかけチケットはソールドアウトを記録した。

満員のファンが集まり熱気高まる会場に、リーダーの高萩千夏、サブリーダーに就任した鍛治島彩、中川千尋、佐々木ほのか、森永新菜、島崎友莉亜、新倉愛海の新体制アプガ（２）が登場すると大きな拍手が起こる。7人は「だれだって、アイドル。」でライブをスタートし、続けてデビューシングル曲「Sun!×3」を歌唱。新たな歌割りやダンスのフォーメーションを披露した。

自己紹介を挟み、彼女たちはつんく♂が楽曲プロデュースした「Be lonely together」でダイナミックなパフォーマンスを展開。valkneeが手がけた「カスタムにきちゃん」でラップを披露し、ディスコチューン「ぱーれぇ～」で会場を大いに盛り上げると、サマーソング「2学期サマーっ!!」で一足早い夏ムードを場内にもたらした。

鍛治島が歌い出しを担当した「ブルースカイブルース」に続けて、7人は新たな出発を宣言するかのように「スターティングオーバー」を歌唱。つんく♂が手がけた「全部青春！」を元気いっぱいに歌い上げて会場の熱量をさらにアップさせた。続けてアプガ（２）はハッピーな「にきちゃんわんだーらんど」をにぎやかにドロップ。「ワッチャウッ!!」ではフロアにヘドバンを巻き起こす。ライブでお馴染みのキラーチューン「二の足Dancing」が届けられると、楽曲のイメージをキープしつつ大きく変わった歌割りにファンも興奮。大サビでは、鍛治島の鼻リコーダーとともに最年少の佐々木が熱いボーカルを響かせる。ラストサビの決めゼリフ「射止めてやる」は新倉が歌いファンは大きな拍手を送った。

ヒートアップする会場に、彼女たちは新体制の始まりを告げる新曲「U（２）Zone LINE」（ユニゾンライン）を投下する。新曲は、これまでのアプガ（２）にはなかったスピード感あふれるパワフルな楽曲。「今やるしかない！」という強い気持ちを、力強いボーカルと目まぐるしいパフォーマンスで観客に届け場内のボルテージは最高潮となった。

MCでは、メンバーがライブの感想を語っていく。高萩は「皆さんに会えない期間、私はフォーメーションを考えたり新体制の準備をしていたんですが、その時間が本当に一瞬でした。どんなアプガ（２）になるのかな？ってめちゃくちゃワクワクして、今日このステージに立ちました。今日、この7人でライブをやって、もっとアプガ（２）はキラキラしていくんじゃないかなって、すごい可能性を感じました。新しいアプガ（２）が始まっていくことを、改めてこのライブを通して感じました」と新体制の手応えを語る。新倉は「新体制の準備期間がありまして、こうして皆さんに会うのが3週間ぶりなんです。私は、本当にこの時間が待ち遠しくて、リハーサル中は鏡とにらめっこしてたんですけど、今日は前を見たらみんなの顔があってすごくうれしかったです。こうしてライブできるのって本当に幸せだなと思いました。アプガ（２）はにぎやかなグループなんですけど、メンバーみんなと一緒に過ごしていくうちに、どんどん上限がないくらいにぎやかになっていくし、明るいパワーがすごくあふれてるんです。そんな私たちのあふれるパワーで、恐れを知らずにこれからもどこまでも突き進んでいきたいと思います」と前向きに今後への思いを口にした。

ライブはいよいよラストスパート。メンバー7人は、新体制となってこれからもさらに走り続けるという思いを込めて「OVER DRIVE」を勢いよく歌唱。そして「ナツメグ」で突き抜けるような爽快感を届け、夏に勝負をかけるアプガ（２）の気持ちを、歌とダンスを通じて明るく楽しくファンに伝えた。

エンディングのMCでは、新体制初の新曲「U（２）Zone LINE」がライブ当日の24:00に配信リリースされることが発表される。さらに6月19日に同会場で行われる本ライブの追加公演がソールドアウトとなり、7月10日に再追加公演が開催されることも発表された。高萩が「あっという間に新体制1発目のライブが終了です。いいスタートが切れたんじゃないかなと思いました。アプガ（２）、これからも楽しいことがどんどん決まっていきますが、皆さんと一緒に走り抜けていきたいです！ 新体制アプガ（２）、さらに大きくなれるように加速していきます！」と声を上げてライブは終了となった。