きゃない、O-EASTで初のライブツアー終幕

きゃないが4月8日に東京・Spotify O-EASTで初のライブツアー「きゃないLIVE TOUR 2022 東京大阪二股編」のファイナル公演をを開催した。

きゃないはエレキギターを携え、「革命」でライブをスタート。しかしライブ序盤にギターの弦が切れてしまうというハプニングが発生。きゃないはギターを持たずにハンドマイクで客席を煽りながらステージを駆け回った。続いて彼はスタンドマイクの前に立ち、「一等星」を披露して会場のボルテージを徐々に上げていく。MCでは「ハプニング大好き」とギターの弦が切れてしまったことに触れながら、「この大きな会場がうれしくもあったが、新しい壁を目の前に提示された気持ちです。僕だけじゃなく皆さんも一緒の気持ちで、僕と同じ目線で楽しんで喜んでほしいし、一緒に進んでほしい」とメッセージを述べた。

その後、きゃないは5月にリリースする予定だという楽曲「紫陽花」を演奏。さらに代表曲の1つ「イヌ」や温かなミドルバラード「花火」を歌い上げた。新曲「ネガティブフライ」では「何にも縛られず生きていたいよ」という思いが力強く歌われる。3月に配信リリースされた「バニラ」では、幸福感あふれる楽曲の雰囲気に合わせて、オーディエンスが一体となって左右に手を揺らした。最後にきゃないはアップテンポのナンバー「サイダー」をパフォーマンス。フロアには観客の拳が高々と上がった。

アンコールで再びステージに現れたきゃないは「人間」を披露。そしてファンの間で人気の楽曲「コインランドリー」を届け、「今日はとても良い日でした！ またライブに来てください！」と言い残してステージを去って行った。