かりゆし58、SCHOOL OF LOCK!で被災地訪問の様子を報告

2011年4月5日 15:59 39 1 音楽ナタリー編集部

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TOKYO FMの人気プログラム「SCHOOL OF LOCK!」明日4月6日（水）の放送に、かりゆし58がゲスト出演することが決定した。

かりゆし58とは？

2005年に沖縄で結成された、前川真悟（Vo, B）、新屋行裕（G）、中村洋貴（Dr）、宮平直樹（G）からなる4人組バンド。沖縄音階にロック、レゲエを“チャンプルー”したサウンドと飾らない言葉でメッセージを発信し、世代を超え人気を呼んでいる。2006年2月にミニアルバム「恋人よ」をリリースしデビュー。同年、母への感謝の気持ちをストレートに歌ったシングル「アンマー」が多くの共感を呼び、日本有線大賞新人賞を受賞した。2021年2月22日にはデビュー15周年を迎え、最新作「HeartBeat」を配信リリース。沖縄で生まれ育った彼らならではの「島唄」を全国に向け歌い続けている。

避難所で生活する人たちに歌でエールを送ったかりゆし58。この様子はフジテレビ系特別番組「めざましスペシャルめざましソングエイド」でオンエアされた。［拡大］

先日、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城・気仙沼市の中学校を訪れ、マイクもアンプも一切ない状況の中でライブを行ったかりゆし58。彼らは「（被災者は）歌を聴くような状況ではないのではないか？」「自分たちの歌がかえって悲しい思いをさせてしまうのではないか？」と悩みながらも、「もし歌い始めて、やめてほしいと思ったら遠慮なく言ってほしい」とライブを敢行。終了後には観客から大きく温かい拍手が贈られた。

ボーカル前川真悟は「東京や沖縄のミュージシャンや芸人の仲間たちは、被災地の人に何かできないかと思っている。でも、みんな被災地に行くのをためらっている。不謹慎という意見が聞こえているから。でも、かりゆし58のライブが皆さんに何か役立つことができ、受け入れてもらえるのであれば、仲間たちに声をかけて来てもらおうと思っている」と、今後も引き続き被災地を回って笑顔を届けることを約束した。

明日の「SCHOOL OF LOCK!」では実際に被災地の現状を見たかりゆしメンバーが、現地の様子や体験談を伝える予定だ。

また、かりゆし58は4月8日に大阪なんばHatchにて開催されるガガガSP主催のチャリティライブイベント「金出せ！愛出せ！元気出せ！～東日本大震災支援長田行進曲～」に参加。イベントにはほかにもTHE イナズマ戦隊、四星球、DATSUN320がゲストで登場する。