明日3月24日にNetflixにて全世界配信がスタートする「桜のような僕の恋人」は、カメラマン志望の青年・朝倉晴人と美容師・有明美咲のはかなくも美しい“忘れられない恋”を描く恋愛映画。宇山佳佑の小説を
いよいよ明日作品が配信されることについて中島は「感慨深いですね。この1年間『桜のような僕の恋人』は自分の強い自信、心の支えになっていたので。撮影から今日まで強く僕のことを支えてくれました」と率直な思いを語る。原作をすでに読んでいた作品に出演することについては「不思議な感覚。役者冥利に尽きる」とコメント。完成した作品を観た印象については「本当に涙が止まりませんでした。人に対しての思いやりがたくさん込められている映画でもありますし、1つひとつのシーンが本当に美しい映画。深川監督の演出で自分も作品の世界観に溶け込めたと思います」と述べた。
制作発表会で本作について「人生の最高傑作にしたいと強く思っている」とコメントしていた中島。完成した今改めてどんな作品になったのかとMCから問われると「最高傑作になりました!」と胸を張りつつ、「でも僕自身の見解で、僕の感想なので、最終的には観てくださる世界中の皆さんの最高傑作にしていただきたい」と話した。
普段はアイドルとして活動する中島がどこにでもいるような青年を演じるにあたって行った役作りは「香水をやめること」。彼は「常日頃自分にとって絶対に必要なアイテムだったので、撮影期間はまったくやめました」と話したあと、MCから「もう復活しました?」と聞かれると「Everyday」と英語で回答した。その理由について中島は「アメリカの方も観ているかなって……」と述べ、ムービーカメラに向かって手を振った。
明け方の渋谷の街を松本と2人で走るシーンについて中島は、「穂香さんと渋谷を2人占めできたなって。ずっとこの時間が続いたらいいなと走りながら思っていましたね」とコメント。加えて「監督は朝の4時、5時が東京がもっとも美しい時間と言っていて。そのBeautiful Tokyo Timeを味わえた」と再びムービーカメラに向かってアピールした。また中島は大ファンであるMr.Childrenが歌う主題歌「永遠」を初めて聴いたときに涙したことを明かし、「自分が出演している映画の映像をミスチルさんの楽曲が彩ってしまうなんて、こんなに贅沢な映画はない。主題歌がミスチルさんなだけで名作という感じがする。その境地を味わせて幸せです」と語った。
この作品で印象的に描かれる“春”という季節の思い出をMCから問われると、中島は「芸能活動を始めたのも春だったのでオーディションを思い出します。13時からオーディション始まる予定だったんですけど、着いたのがギリギリで。300人くらいのオーディションで、すでに299までのナンバープレートがなくなっていて、300を取ろうとしたら『You!遅いよ!』ってジャニー(喜多川)さんがって言ってくれたんです。ギリギリで生きていてもいいんだな、僕はそういうご縁で生きているんだなと思いました。ジャニーさんから『あのギリギリのあのエナメルバッグ持ったやつとラーメン行くよ』と言われたエピソードを春になると思い出します」とジャニーとの思い出を語った。
そして中島は「穂香さんや監督、多くの方に支えられながら走り切ることができました。お芝居で気絶しかけて監督に介抱していただいたこともありましたし、人生で経験したことのない、もっとも衝撃的な部分をお芝居として表現できたと思います。周りの方に感謝しながらしっかり晴人として生きられました。そしてシンプルに恋愛っていいなと思いました。この映画はいろんな方が忘れかけてしまっているかもしれない人を愛する気持ちや思いやりがたくさん込められています。この桜の微笑みが世界中にしっかり届くように願っています。どうかこの作品を愛してください」とイベントを締めくくった。
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