成人の日である本日1月10日にリリースが発表された「うつろぶね」は、社会が求める理想像に擬態せざるを得ない若者たちや、黒く巨大な社会に向かって漕ぎ出す若者たちの姿、押し寄せる現実の中で募らせた違和感や怒りを描いた楽曲。日食が3月30日にリリースするアルバム「ミメーシス」に収録される。アレンジは沼能友樹が担当した。
日食はこの曲について「3月アルバム『ミメーシス』に先駆けてデジタルリリースするこの曲は、アルバムのコンセプト“擬態”を強く象徴する曲です」「全国各地で成人式が執り行われる1月にこの曲を先んじてリリースできることにも意味があるように感じています」と語っている。
現在YouTubeでは本作のティザー映像が公開されており、楽曲の一部を試聴することができる。
日食なつこ コメント
3月アルバム「ミメーシス」に先駆けてデジタルリリースするこの曲は、アルバムのコンセプト“擬態”を強く象徴する曲です。
優秀な学生、健全な青少年、そういうものに擬態をして社会へ黒い船を漕ぎ出さざるを得ない多くの若者たち。
かつての同年代の姿を遠目に眺めて浮かんだこの曲は、お披露目せずずいぶん長い時間が経ってしまいました。
全国各地で成人式が執り行われる1月にこの曲を先んじてリリースできることにも意味があるように感じています。
荒れた海、錆びついた船体、そういうものをするどく駆け抜ける音に還元してくださったアレンジャー沼能友樹さんに並々ならぬ御礼を申し上げます。
音楽ナタリー @natalie_mu
日食なつこが新曲「うつろぶね」配信、新アルバムのコンセプト“擬態”を象徴(動画あり / コメントあり)
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