4s4kiがギターを手に新境地見せた東名阪ツアー、“HYPER NEW-PUNK”を体現

3

275

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 41 232
  • 2 シェア

4s4ki初の東名阪ワンマンライブツアー「4s4ki TOUR 2021“HYPER NEW-PUNK LAND”」のツアーファイナルが、12月23日に東京・Spotify O-EASTで開催された。

「4s4ki TOUR 2021 “HYPER NEW-PUNK LAND”」の様子。(Photo by Tatsuya Shiraishi)

「4s4ki TOUR 2021 “HYPER NEW-PUNK LAND”」の様子。(Photo by Tatsuya Shiraishi)

大きなサイズで見る(全8件)

【Amazon.co.jp限定】Castle in Madness(初回限定盤)

4s4ki「【Amazon.co.jp限定】Castle in Madness(初回限定盤)」
Amazon.co.jp

【Amazon.co.jp限定】Castle in Madness(通常盤)

4s4ki「【Amazon.co.jp限定】Castle in Madness(通常盤)」
Amazon.co.jp

7月にメジャーデビューアルバム「Castle in Madness」をビクターエンタテインメント内のレーベル・SPEEDSTAR RECORDSよりリリースし、8月に「FUJI ROCK FESTIVAL '21」への出演を果たした4s4ki。初の東名阪ツアーでは12月に配信リリースした最新作「Here or Heaven」の楽曲を披露しつつ、“HYPER NEW-PUNK”というキャッチフレーズが示すような音楽性の広がりを見せた。

「4s4ki TOUR 2021 “HYPER NEW-PUNK LAND”」の様子。(Photo by Tatsuya Shiraishi)

「4s4ki TOUR 2021 “HYPER NEW-PUNK LAND”」の様子。(Photo by Tatsuya Shiraishi)[拡大]

4s4kiが東京でワンマンライブを行うのは、彼女の誕生日である3月11日に開催されたワンマンライブ以来で約9カ月ぶり。チケットはソールドアウトし、フロアはグッズを身に付けたファンで埋め尽くされた。背面のLEDビジョンに魔法陣が浮かび上がる中、大量のスモークで包まれたステージにバックDJのGigandectとともに姿を現した4s4kiは、開演前にイントロのループが流れ続けていた新曲「新世界」でライブを開始。「ようやく新世界にdive 縛るものはもうない!」という言葉を合図に前方に走り出て観客を熱狂させた。

エレキギターを手にした4s4ki。(Photo by Tatsuya Shiraishi)

エレキギターを手にした4s4ki。(Photo by Tatsuya Shiraishi)[拡大]

新曲「space coaster」で攻撃的なエレクトロサウンドを観客に浴びせ、3曲目の「SUCK MY LIFE」のパフォーマンスを絶叫で終えた4s4ki。「UNICORN」「ラベンダー」では一転して優しい歌声を聴かせつつ、「Sugar Junky」で再びテンションを高めると、人気曲「I LOVE ME」につなげた。「gemstone」ではLEDビジョンにミュージックビデオの映像が投影され、客演のPuppetの姿が大写しに。この曲でエレキギターを手にした4s4kiは、ギターをトラックメイクに取り入れた新境地の楽曲「孤独のメリーゴーラウンド」「ブラックホール」をエネルギッシュにパフォーマンスした。

4s4ki(Photo by Tatsuya Shiraishi)

4s4ki(Photo by Tatsuya Shiraishi)[拡大]

「4s4ki TOUR 2021 “HYPER NEW-PUNK LAND”」の様子。(Photo by Tatsuya Shiraishi)

「4s4ki TOUR 2021 “HYPER NEW-PUNK LAND”」の様子。(Photo by Tatsuya Shiraishi)[拡大]

キーボードの前に腰かけて浮遊感あふれる「moonlake」を歌い、ムードを切り替えた4s4kiは、ライブだけで披露している未発表曲を交えつつ、「砂漠」「escape from」「クロニクル」を弾き語りでパフォーマンス。繊細なピアノの音色に乗せて、オートチューンなしの生の歌声を観客に届け、その心を揺さぶる。そしてライブ終盤、トラップナンバー「m e l t」で狂気的なパフォーマンスを繰り広げた4s4kiは「FAIRYTALE feat. Zheani」「35.5」「OBON」と凶悪なサウンドの楽曲を連発。熱狂的な空気が生まれる中、4s4kiは宇宙をイメージさせる映像をバックに「STAR PLAYER」を歌い上げ、彼女の頭上ではミラーボールが星のように光を放った。

4s4ki退場後、ビジョンには「GAME OVER」と表示されるが、観客が拍手でアンコールを求めると「DO YOU WANT TO CONTINUE?」の文字が映し出される。ファンが歓喜する中、「生き返ってきました」という言葉とともに再び現れた4s4kiは「おまえのドリームランド」でライブを再開し、「超破滅的思考」を続けてパフォーマンス。「みんな愛してます!」と思いを伝えた彼女は最後に初期曲「Gender(ANIMAL HACK Remix)」を情感豊かに歌い、「ありがとう。またどこかで会いましょう」という言葉とともにステージを去った。

なお4s4kiは2月16日に新作「Here or Hell」を配信リリース。3月11日には東京・LIQUIDROOMでワンマンライブ「4444年;C2」を開催する。ローチケでは1月10日23:59までチケットの抽選予約を受け付けている。

この記事の画像・音声(全8件)

「4s4ki TOUR 2021 “HYPER NEW-PUNK LAND”」2021年12月23日 Spotify O-EAST セットリスト

01. 新世界
02. space coaster
03. SUCK MY LIFE
04. UNICORN
05. ラベンダー
06. Sugar Junky
07. I LOVE ME
08. gemstone feat. Puppet
09. 孤独のメリーゴーラウンド
10. ブラックホール
11. moonlake
12. 未発表曲
13. 砂漠
14. escape from
15. クロニクル
16. m e l t
17. FAIRYTALE feat. Zheani
18. 35.5
19. OBON
20. STAR PLAYER
<アンコール>
21. おまえのドリームランド
22. 超破滅的思考
23. Gender(ANIMAL HACK Remix)

全文を表示

読者の反応

  • 3

J_ROCKNews @J_ROCKNews

4s4kiがギターを手に新境地見せた東名阪ツアー、“HYPER NEW-PUNK”を体現 https://t.co/1tY43hn5ct

コメントを読む(3件)

リンク

関連商品

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 4s4ki の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。