羊文学がBillboard Live横浜でXmasライブ、アコースティック編成で「1999」英語ver.も披露

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羊文学が12月4日に神奈川・Billboard Live YOKOHAMAでクリスマスライブ「まほうがつかえる 2021」を開催した。昼夜2部公演のうち、この記事では2ndステージの模様をレポートする。

羊文学(撮影:川島悠輝)

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羊文学(撮影:川島悠輝)

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「まほうがつかえる」の初回は、羊文学が2018年12月に東京・下北沢BASEMENT BARで行ったライブイベントだ。約3年ぶり2回目の開催となる今回は羊文学にとって初のBillboard Liveを舞台に行われ、夜公演のみライブ配信も実施。会場に集ったファンは、この日のために用意された羊文学のオリジナルカクテルや食事を味わいつつ、3人の奏でる音に耳を傾けた。羊文学はフクダヒロア(Dr)を中心に向かい合せに立つと、青い光に包まれながら音を重ねてオーディエンスを惹き付けていく。セッションが終わり、次に披露されたのは羊文学のポップサイドとも言える楽曲「ロマンス」。塩塚モエカ(Vo, G)は軽快なサウンドに乗せて伸びやかなボーカルを届け、曲中には「ようこそ! 皆さん(笑)」と楽しそうに笑顔を見せた。

フクダヒロア(Dr)(撮影:川島悠輝)

フクダヒロア(Dr)(撮影:川島悠輝)[拡大]

6曲目までを終えたところで、塩塚と河西ゆりか(B)がそれぞれギター、ベースを持ち替え椅子に腰掛けてアコースティック編成でのステージに突入。代表曲の1つであるクリスマスソング「1999」の英語バージョンを披露し、塩塚が「アコースティックはこんな感じなんですけど、どうです?(笑)」と客席に呼びかけると、オーディエンスからは温かい拍手が送られた。このセクションで彼女たちは、アコースティック編成ならではの温かみのあるアンサンブルで「ミルク」「優しさについて」といったミディアムバラードを披露。塩塚はハッピーなムードの「1999」とは打って変わり、憂いをにじませた繊細な歌声を会場に響かせて観客を魅了した。

河西ゆりか(B)(撮影:川島悠輝)

河西ゆりか(B)(撮影:川島悠輝)[拡大]

羊文学は従来のバンドセットに戻ると、今年8月リリースの音源集「you love」から、映画「岬のマヨイガ」の主題歌「マヨイガ」や、軽やかなメロディが心地いい「あの街に風吹けば」などをプレイしてバンドの現在のモードを提示。本編ラストは、「1999」をオリジナルバージョンで演奏してステージをあとにした。アンコールではメンバー3人によるゆるいトークやグッズ紹介を挟んだのち、塩塚が「今年の関東でのライブは今日が最後なので、皆さんメリークリスマス、そして良いお年を。来年もよろしく。来年はアルバムを出そうと思っています」と話して「夜を越えて」をパフォーマンス。3人の息の合った演奏で轟音を響かせ、初のBillboard Live公演を華やかに締めくくった。

塩塚モエカ(Vo, G)(撮影:川島悠輝)

塩塚モエカ(Vo, G)(撮影:川島悠輝)[拡大]

なお配信ライブのチケットは12月11日21:00までBillboard Liveのオフィシャルサイトとイープラスで販売されており、購入者は同日23:59までアーカイブを視聴できる。また羊文学は12月11日に大阪・Billboard Live OSAKAで「まほうがつかえる 2021」の大阪公演を開催する。

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羊文学「まほうがつかえる 2021」(※終了分は割愛)

2021年12月11日(土)大阪府 Billboard Live OSAKA
[1st STAGE]OPEN 14:30 / START 15:30
[2nd STAGE]OPEN 17:30 / START 18:30

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読者の反応

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YUKI KAWASHIMA @yukikawashima_

撮影しました◎
ありがとうハイジ🍺

https://t.co/qSwh76dBOm https://t.co/DgFk1fCXLN

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