新生PassCodeがZeppDCのステージに、有馬えみり迎えた新体制の実力を証明する

PassCodeのZeppツアー「PassCode Zepp Tour 2021」の東京・Zepp DiverCity（TOKYO）公演が昨日11月3日に開催された。

8月に新メンバー有馬えみりを迎えて新体制になったPassCode。翌9月より行われている「PassCode Zepp Tour 2021」は2022年2月12日の東京・日本武道館公演に向けて勢いを加速させるツアーであると同時に、新生PassCodeの実力と結束力を見せつけるという意味でも重要な意味合いを持っている。昨日のZepp DiverCity（TOKYO）公演はツアー開幕後に追加公演として開催が決定。PassCodeがこの会場で単独公演を行うのは2019年のZepp Tour 以来約2年半ぶりで、メンバーは並々ならぬ気合いを持ってライブに臨んだ。

会場に集った多くのファンが熱い視線を送る中、南菜生、高嶋楓、大上陽奈子、有馬の4人は11月10日にリリースする新体制第1弾シングル「Freely / FLAVOR OF BLUE」の楽曲などを怒涛の勢いでパフォーマンス。バンドメンバーのKENT（G）、Yoichi（G）、Masato（B）、Kid'z（Dr / MY FIRST STORY）が生み出すパワフルな音圧、フロア上を交差する鮮やかなレーザー照明を味方にしたステージングでオーディエンスのテンションをぐんぐんと高めていく。有馬は迫力のシャウトを響かせ、PassCodeの新メンバーとして非の打ちどころのない実力の持ち主であることを証明してみせた。

ライブ終盤には南が「2016年8月8日、ここで初めてワンマンをした日から5年経って。自分たちのできることを信じて、新しいメンバーを信じて、みんなを信じてまたここに帰ってきました。また何回でも戻ってこれるように、ここに来たら思い出せるようにずっとずっと続けていくから、皆さんよかったら待っていてくれませんか」と熱い思いを言葉に。場内が盛大な拍手で包まれた。

「PassCode Zepp Tour 2021」の次回公演の日程は11月25日。1度延期になった愛知・Zepp Nagoya公演が改めて行われる。なおニューシングルの表題曲の1つ「FLAVOR OF BLUE」は、2022年春稼働開始予定のアーケードカードゲーム「機動戦士ガンダム アーセナルベース」の主題歌に使用される。