蓮沼執太ら4人の作家によるグループ展「FACES」開催、中止の葉山プロジェクトを再構築

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蓮沼執太が参加するグループショー「FACES」が11月4日から12月18日まで東京・SCAI PIRAMIDEで開催される。

蓮沼執太とは?

1983年9月11日生まれ、東京都出身の音楽家。2006年10月にアメリカのインディーズレーベルから発表したアルバム「Shuta Hasunuma」でデビュー。2010年に総勢16名からなる現代版フィルハーモニックポップオーケストラ「蓮沼執太フィル」を結成し、2014年1月に1stアルバム「時が奏でる」をリリースする。2016年2月には蓮沼がシンガーソングライターとして制作したソロアルバム「メロディーズ」を発表し、9月に自身の音楽活動10周年を記念したライブイベント「蓮沼 X 執太」を開催した。2017年2月に蓮沼執太 & U-zhaan名義のコラボアルバム「2 Tone」をリリース。11月に公募から選抜した新メンバー10名を蓮沼フィルに追加した26名の新たなクリエーション「蓮沼執太フルフィル」を始動させ、8月に東京・すみだトリフォニーホールにてお披露目公演「フルフォニー」を行った。2019年には平成30年度「第69回 芸術選奨 文部科学大臣賞」メディア芸術部門において新人賞を受賞。同年8月に東京・日比谷野外大音楽堂で蓮沼執太フィル単独公演「日比谷、時が奏でる」を開催し、この模様を収めたBlu-rayボックスが2020年4月に発売された。8月に蓮沼執太フルフィルとしての1stアルバム「フルフォニー|FULLPHONY」を配信し、10月に同作のCDとアナログをリリース。

「FACES」ビジュアル

「FACES」ビジュアル

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「FACES」は昨年コロナ禍の影響で中止となった展覧会「フェイシズ|FACES」およびコンサートシリーズ「MUSIC TODAY HAYAMA」の構想をもとに企画されたグループ展。“偶然の接触と関係性の広がり”がテーマに掲げられている。

蓮沼は楽器の製造過程で排出される金属片を用い、それらが接触し合うことで生まれる素材そのものの音を提示する新作インスタレーション「FACES」を披露。このほか磯谷博史は写真作品「物音を連れて」、エレナ・トゥタッチコワは手描きのマップやドローイング、写真、映像によるインスタレーション、岡田理はセラミック彫刻をぞれぞれ展示する。なお来場は事前予約制となる。詳細は会場オフィシャルサイトにて確認を。

また会期中、蓮沼は11月4~7日に東京・HAPPAにて「HAPPA FESTIVAL」を同時開催する。詳細については続報を待とう。

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FACES

2021年11月4日(木)~12月18日(土)東京都 SCAI PIRAMIDE
OPEN 12:00 / CLOSE 18:00
※11月7日を除く日曜、月曜、火曜、水曜、祝日は休廊

HAPPA FESTIVAL

2021年11月4日(木)~11月7日(日)東京都 HAPPA

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