約1年4カ月ぶりに開催された中村の自主企画となる本公演。盛大な拍手の中ステージに現れた中村は、コロナ禍を経て改めて感じた、音楽を奏でることへの喜びを言葉にする。「今この時代に歌えて本当に幸せです。今日1日よろしくお願いします」という挨拶とともに深々としたお辞儀を見せた中村は、ピアノの演奏に乗せてアドリブで歌声を紡ぐ。その間にステージに登場したバンドメンバーが徐々に音を奏で出し、そのまま中村は「GUM」に突入。グルーヴィな演奏で観客の心を鷲掴みにしていく。続けて披露された「アイアム主人公」では、観客が着席したまま肩を揺らし、彼女の生み出す音楽を思い思いに楽しんだ。
その後中村は林田順平(Cello)、越智俊介(B)、伊吹文裕(Dr)、そしてギターと“すべてのサウンド”を手がける
その後ライブは再びバンド編成に。コーラスとしてゲストのColloidが登場し、「胡蝶の夢」で声を合わせる。そのまま中村たちは「LINDY」をパフォーマンス。複雑なビートに乗る中村の自由奔放な歌声が、乱反射する色とりどりの照明に照らされ、場内は祝祭的なムードに包まれた。さらにこの日配信されたばかりの新曲「アイミル」が歌唱されると、会場はハンドクラップで1つになった。
アンコールではゲストの
中村佳穂「うたのげんざいち 2021」2021年6月2日 LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
01. adlib
02. GUM
03. アイアム主人公
04. きっとね!
05. SHE'S GONE
06. 永い言い訳
07. 忘れっぽい天使
08. 口うつしロマンス
09. 新曲
10. 胡蝶の夢(Colloid)
11. LINDY
12. アイミル
<アンコール>
13. 新曲
14. そのいのち
リンク
れんこんメリケンサック @Renc_on
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