超特急のコントが始まる!お笑い本格挑戦の新企画で5人の怪演続出、新キャラ覚醒

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超特急が昨日4月29日にライブイベント「コント×超特急」を生配信した。

超特急

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「コント×超特急」ロゴ

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「コント×超特急」は、超特急がフジテレビのコント制作チームとタッグを組み、本格的にコントに挑戦するという企画。地上波の番組やイベント、Web配信、オンデマンドなどさまざまな形での発信が予定されており、今回のイベントがそのお披露目の機会となった。当初は東京・ヒューリックホール東京での有観客イベントとして実施される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令されたため、無観客の生配信という形に。超特急の5人はカメラの向こう側の8号車(超特急ファンの呼称)に向け、自身のユーモアセンスを存分に発揮した熱演を届けた。

チャラ男を演じる(左から)リョウガ、ユーキ、カイ。

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開演の時刻を迎えると、夜のファミレスを舞台に超特急のコントが始まる。ファミレスでたむろしているのはカイ、リョウガ、ユーキが演じるチャラ男3人組。「ウェイウェイ!」とテンション高く会話を弾ませる3人は、電話口で会話するタカシが観にいくという映画「泥水みたいな恋をした」に興味を持ち、「俺らも観に行こうぜ!」と席を立った。

リョウガ演じる安井粟と、タクヤ演じる只野布。

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そんなプロローグのあとには、5人がメンバーカラーの“バラエティジャージ”を着てクールに歌い踊るオープニングVTRが流れた。VTRの中でタカシが歌っているのは聴きなじみのない未発表曲とあり、「#コント超特急」のハッシュタグを付けてSNSにコメントを投稿する8号車はさっそく盛り上がりを見せる。そんな中でスタートしたのは「泥水みたいな恋をした」と題された、純愛をテーマにした長編コント。ラブストーリーの主役を演じるのはリョウガとタクヤだ。

「泥水みたいな恋をした」のワンシーン。

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リョウガ演じる男性・安井粟とタクヤ演じる女性・只野布は、終電が走り去ってしまった駅で偶然出会った。朝まで一緒に過ごすことを決めた2人はファミレスに入り、お互いのことを1つずつ知っていく。好きな言葉が「仕送り」である粟と「半額シール」である布、ドン・キホーテのレジ横にある端数合わせの1円玉を「根こそぎ使える」粟と「20円までイケる」布、注文を取りに来たウエイトレスに「(注文は)水で」と声を合わせる粟と布……と、主に金銭感覚が一致する2人は、一気に仲を深めていった。冒頭からシュールな会話の応酬が続くシーンが展開したが、リョウガとタクヤはテンポよく自然なやりとりを繰り広げ、視聴者を物語の世界へと引き込んでいく。

「MUSIC AIRPORT」のワンシーン。

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粟と布が好きなアーティスト・夜のダンスタイムがずっと続けばいいのに。(通称:夜ダン)が出演する音楽番組「MUSIC AIRPORT」のコーナーでは、タカシが“顔出し・声出しNG”のアーティスト・夜ダンのsujikoを演じた。目元を白い仮面で隠したsujikoはLINEスタンプを駆使して司会者と会話し、リョウガ演じる楽曲プロデューサーとともに「MAJIなんなんだ」という持ち歌を披露。「MAJIなんなんだ」と思うシチュエーションを次々に挙げていく楽曲をタカシは真面目に歌い上げ、ボーカリストならではの表現で笑いを誘ってみせた。

「LOVEマシーン」を踊る予想屋(ユーキ / 左)。

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そして粟と布の競馬場でのデートというシチュエーションに場面が切り替わると、カイ、ユーキ、タカシの3人がそれぞれクセの強いオリジナルキャラに扮し、最終レースまでにお互いの気持ちを確かめようとする粟と布を笑わせにかかるという“千本ノック”のような展開に。粟が布に告白しようとした瞬間に登場したのは予想屋役のユーキ。近鉄バファローズのキャップに穴あき靴下、手首にはスピリチュアルな数珠という強烈なビジュアルの彼は「金歯100円でやるよ」と2人に迫ったり、靴下を脱いで売りつけようとしたりと、パワフルな怪演で視聴者の視線を釘付けにする。タイトで派手な衣装に身を包んだカイはオネエ口調で「勝負しなくていいから、2人ともお尻触らせてえー」と懇願したり、手と足をタイツの中にしまい込んだビジュアルで「武豊さんを知りませんか!?」と叫んだりと、ハイテンションに暴走。オタク役のタカシは「姫君」と呼ぶ等身大抱き枕を抱えながら粟と布にわざとぶつかり「お金をください。私の姫君も痛がっておりますので」と突っかかる。カイ、ユーキ、タカシの振り切った演技に、リョウガとタクヤが素で笑ってしまう場面も。ボケ合戦が白熱しているうちに最終レースは終わってしまったが、なぜか「LOVEマシーン」を全力で歌い踊る予想屋の歌声を聴きながら、粟は布に告白。布は告白の言葉を受け入れ、2人は競馬場で初めてのキスを交わした。

「武豊さんを知りませんか?」と問いかけるカイ(左)。

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なお、幕間には「THE FIRST TAKE」風のミニコーナーも差し込まれた。真っ白な空間に置かれたレコーディングマイクの前に立つメンバーは、提示されたお題の“一発撮りパフォーマンス”を1人ずつ披露。「全力ルパン三世」というお題に挑んだユーキは「不二子ちゃーん」とおなじみのセリフを発するも、カイから「ほぼ志村(けん)さんだったよ」とツッコまれる。タクヤが同じお題に「なに、壁なんてのは越えるためにあるんだ」というセリフを言うと、残るメンバーは「……誰?」と頭にクエスチョンマークを浮かべていた。

姫君(抱き枕)を抱えるタカシ。

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競馬場が見える部屋で同棲を始めた粟と布の恋愛の盛り上がりを描く場面では、ユーキとカイが拾われた2体の人形役を熱演。“伝えたセリフを誇張して繰り返す”という機能を備えたカイ人形は、ハリウッドザコシショウさながらの“誇張モノマネ”で体を張り、リョウガとタクヤの笑いを誘った。だが、粟と布の甘い時間は長く続かず、粟の就職をきっかけに2人の仲に亀裂が入ってしまう。正社員を目指そうとする粟に対し、布は「粟くん変わったね。私がパチンコの玉拾ってたら『みっともないからやめろ』って言うし。私は楽しいことだけしてたいよ」と冷たく言い放った。

粟と布が拾ってきた人形を演じるユーキとカイ。

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カメラが舞台裏に切り替わると、役柄から離れたメンバーが8号車からのコメントを読み上げつつ、コントの裏側を明かしていくという生配信ならではの時間も。カイとユーキ、タカシは「楽しいっすね!」「歯車がぶっ飛んでた!」と興奮気味に語りながら、スピーディに流れるタイムラインに目を通していく。カイが「競馬場のシーンは、僕らほぼアドリブでリョウガとタクヤを笑わせにいってる」と説明すると、8号車からは驚きのコメントが次々に投稿された。またカイは、ユーキがこの日のために「LOVEマシーン」の歌とダンスを猛特訓していたことを暴露し、ユーキの照れ笑いを誘う。「タカシがキモすぎて草」というコメントを読み上げたタカシは「誰がキモいねん! でもそれは、コントでは褒め言葉になりますからね(笑)」と満足げに語っていた。なおこの舞台裏トークでは、タクヤが「リョウガとのキスシーン、『ホントにしようよ』って言ったんだけど、『さすがにやめてください』と言われました(笑)」と明かす場面も。セリフ量が人一倍多いリョウガをタクヤは「単純にすごい」と絶賛し、本番中も舞台袖で台本に目を通しているリョウガの努力を8号車に伝えていた。

「泥水みたいな恋をした」のワンシーン。

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心の中でそれぞれに別れを決意した粟と布は、最後に思い出の競馬場へ。なかなか別れを切り出せない粟は思い悩んだ勢いで結婚を申し込み「親の家に住み着いてさ、子供にYouTubeやらせてボロ稼ぎしよ!」と提案するも、布はこの誘いをキッパリと断った。過去の自分たちのように、地面に落ちた馬券から当たり馬券を探そうとするカイとタカシのカップル、未だに他人に絡んでいる情報屋の姿に虚無感を感じた粟と布は、ここで別れを決断する。情報屋が楽しそうに歌い踊る「LOVEマシーン」のみが響き渡る中、「泥水みたいな恋をした」の物語は幕を閉じた。

チャラ男を演じる(左から)リョウガ、ユーキ、カイ。

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ここで場面は喫茶店へ。映画を観終えて帰ってきたカイ、リョウガ、ユーキのチャラ男3人組は「クソつまんねー映画だったな」と悪態をついている。「マジなんなんだよ!」と、映画がどれほど“クソ”だったかの言い合いでヒートアップする3人を、タクヤ演じるウエイトレスは「喫茶店で大声で騒いでるやつ、マジなんなんだよ!」と一蹴。すると彼らの前に夜ダンのsujikoが現れ、今度はメンバー5人の歌とダンスで「MAJIなんなんだ」が披露された。

「MAJIなんなんだ」を歌い踊る超特急。

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曲終わりにsujikoが「おしまい」というLINEスタンプを打ったところで、「コント×超特急」は終幕。最後に整列したメンバーは1人ずつ感想を語り、カイは「観てくれていた方が笑ってくれたらうれしいし、リョウガとタクヤを笑わせられたから、今日はいい夢が見れるなって」と笑う。「かなり緊張しました!」と胸をなで下ろしたユーキは「コントって、(キャラが)コロコロ変わるじゃないですか。スイッチの切り替えが、もう心臓バクバク(笑)。でもすごくいい経験だったし、成長していきたいです」と続いた。

「MAJIなんなんだ」を歌い踊る超特急。

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タカシは「自分たち自身も楽しんでキャラに挑めたし、ゾーンに入ることもできました。今度は皆さんの前でコントができたらと思いますし、もっといろんな人を笑わせられるグループになりたいです」と意気込み、タクヤは「僕はずっと女性役だったので難しいところもあったけど、やりがいを感じました」と言葉に充実感をにじませる。最後に挨拶に立ったリョウガは「やりがいを感じつつ、難しさも痛感しました。今観てくれている人は8号車が多いと思うけど、今後は超特急のことを知らないお笑い好きの方にも楽しんでもらえるクオリティにできるよう、がんばりたいです」と真面目に語りつつ「あと(コントを)やりながら『初キスがタクヤでもいいな』って思いました」と告白。タクヤはこれに「マジなんなんだよ」と笑いながら返し、メンバーは即座に「MAJIなんなんだ」を歌い上げていた。

PIA LIVE STREAMでは、5月5日(水・祝)23:59までこのイベントのアーカイブ配信を実施している。視聴チケットは5月5日(水・祝)18:00まで販売中。

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