赤い公園、5月の中野サンプラザワンマンをもって解散

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赤い公園が5月28日に東京・中野サンプラザホールで開催するワンマンライブをもって解散することを発表した。

赤い公園とは?

2010年1月に高校の軽音楽部の先輩後輩だった佐藤千明(Vo)、津野米咲(G)、藤本ひかり(B)、歌川菜穂(Dr)の4人で結成。東京・立川BABELを拠点に活動をスタートさせ、ミニアルバム「透明なのか黒なのか」でメジャーデビューを果たす。しかし津野の体調不良を受け、2012年10月より半年間活動を休止。2013年3月に活動再開を発表したのち、5月に東名阪で復活ツアーを開催し、8月に1stフルアルバム「公園デビュー」を発表した。2014年9月に亀田誠治、蔦谷好位置、嶋津央、蓮沼執太といった豪華プロデューサー陣を招いてメジャー2ndアルバム「猛烈リトミック」をリリース。この作品は「第56回日本レコード大賞」の優秀アルバム賞に選出された。2017年8月にアルバム「熱唱サマー」リリースし、同月に行ったワンマンライブを最後に佐藤が脱退。2018年2月のベストアルバム「赤飯」発売後、5月に新ボーカリストとして石野理子(ex.アイドルネッサンス)が加入。2019年8月に新体制初の音源となる配信シングル「凛々爛々」、10月に5曲入りの新作「消えない - EP」をリリース。2020年5月に現体制初のアルバム「THE PARK」を発表した。10月に津野がこの世を去り、2021年3月の発表で開催することを表明。5月に中野・中野サンプラザホールでラストライブ「赤い公園 THE LAST LIVE『THE PARK』」を行い、約12年の活動を終えた。

赤い公園

赤い公園

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バンド側は公式サイトで公開したコメントの中で、メンバーの津野米咲(G)が亡くなった昨年10月以降にメンバーおよびスタッフによる話し合いを重ねた結果「津野米咲がいない“赤い公園”は、もはや違うものになってしまうのではないか」という思いにより解散を決めたと説明。公式サイトには各メンバーからファンに向けたメッセージも掲載されている。公式ファンクラブでは3月15日まで、ラストライブのチケット先行予約を受付中。ライブの模様は生配信も予定されている。

赤い公園は2010年に結成されたロックバンド。2018年5月より石野理子(ex. アイドルネッサンス)をボーカリストに迎えた新体制で活動を行い、2020年4月には新体制で初のアルバム「THE PARK」を発表した。しかし同年10月に津野が死去。同年11月にはシングル「オレンジ / pray」をリリースしている。

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赤い公園 THE LAST LIVE 「THE PARK」

2021年5月28日(金)東京都 中野サンプラザホール

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読者の反応

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Marvin with GPP @marvin_h2g2

風呂上がりにベランダでサイダーを飲む。
ちょっと赤い公園のことを思う。
https://t.co/Ab1J1RS42d

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