「田中樹が座長だ」と観に来られても
昨日8月24日にBrillia HALLで初日を迎えた「ぼくらの七日間戦争 2025」は宗田理のベストセラー小説「ぼくらの七日間戦争」を原作とする舞台。この小説は中学1年生の生徒たちが大人への反乱を掲げて7日間にわたる自由な生活を始める物語で、1988年に実写映画化、2019年にアニメ映画化され、今年4月に刊行40年を迎えた。このたびの舞台では
舞台で初めて単独主演を務める田中は「年齢やキャリアが上の方もいらっしゃいますし、主演は名ばかりで皆さんにお任せしています」と現場では特にリーダーシップを取っていないようで、「皆さん『田中樹が座長だ』みたいな感じで観に来るわけじゃないですか。そうなってくるとプレッシャーなので迷惑ですね」といたずらっぽく笑いながら話す。そして、自身が演じる菊地英治について「中学生の中のリーダー的な役ですけど、皆さんに助けていただきながら、思いっきり甘えたいと思います」とコメントした。
前髪を下ろして中学生っぽく
ともに30歳を超えているが、中学生を演じる3人。田中は「中学生に見えるかは演出家の方にお任せしてます。俺自身も見えないなーって思ってるもん」と本音をこぼし、役作りについては「髪を切ったぐらいで、あとは素直にセリフを覚えて演出通りやるっていう」と淡々と語る。前髪を下ろしている点に関しては「若く見えるようにってことなんでしょうね。メイクさんにやっていただきました。自分でセットしたらオールバックにしちゃうので」と説明した。そんな田中を上遠野は「めちゃくちゃかわいらしい英治が観れますよ」とアピール。田中も「舞台が始まったらびっくりすると思いますよ」と期待感をのぞかせた。
田中の現場での様子を振り返って、上遠野は「樹くんはすごく素直に演じられていて。大人ではなく子供としてのまぶしさを感じられるお芝居をされているので注目していただきたいです。あと、ほかの人のお芝居をよく観てくれて、面白いところがあればしっかり笑ってくれて、やりやすい稽古場ではありますね」と絶賛。佐野も「視野が広いんだなっていうのがわかります。劇場に入ってからの自然体のお芝居がすごく素敵なんですよ。さすがと思います」と続くと、田中自身は「シンプルに皆さんのお芝居がすごいなって。SixTONESの中でも演技する機会が少ないので、ある意味、客席にいるような感覚になってお芝居を楽しんでます」と共演者への敬意を示した。
田中から見た上遠野と佐野は
一方、田中は上遠野に対して「縁の下の力持ちで、僕に気を使って前に出すぎないようにしてくれている気がします。率先して声を出したりとか、現場での雰囲気作りをしてくれていますね」と印象を述べる。佐野については「最初は全然しゃべらなかったんです。俺が人見知りだから、そうなのかなと思ったら、あることをしゃべったときからすごいフランクな人だなと思って、スイッチを入れたり構えたりすることなく、常にフラットでいらっしゃる方です。佐野さんとのやりとりは安心します」と一面を明かし、「みんなで飲みに行ったり、LINEグループで連絡したりしてるわけじゃないけど、なんか仲いいです」とキャスト陣との良好な関係を強調した。最後に田中は「明日からひさびさの舞台なのでがんばります!」とガッツポーズし、「気楽に楽しくやります」と言って囲み取材を終えた。
ゲネプロには3人に加えて、
公演情報
ぼくらの七日間戦争2025東京公演
2025年8月24日(日)~2025年9月2日(火)東京都 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
大阪公演
2025年9月10日(水)~2025年9月18日(木)大阪府 東京建物 Brillia HALL 箕面
京都公演
2025年9月24日(水)~2025年9月28日(日)京都府 京都劇場
愛知公演
2025年10月2日(木)~2025年10月3日(金)愛知県 東海市芸術劇場
熊本公演
2025年10月24日(金)~2025年10月28日(火)熊本県 熊本城ホール
東京凱旋公演
2025年11月7日(金)~2025年11月9日(日)東京都 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
茹骨😴THE🦥"ZD"(全員大好き) @nyokotz_P
【会見レポート】田中樹「ぼくらの七日間戦争」で前髪を下げ中学生役「自分でセットしたら◯◯にしちゃう」(写真20枚 / 舞台写真あり) https://t.co/xAVWH6puLK
若い頃(ン十年前)、「ぼくらシリーズ」はよく読んでたな…舞台になっちゃうんだ、刊行から40年くらいになるけど🤔