PassCode、渾身パフォーマンス届けた「"STRIVE" for BUDOKAN Tour」豊洲公演

PassCodeが昨日2月23日に全国ツアー「"STRIVE" for BUDOKAN Tour 2021」の東京・チームスマイル・豊洲PIT公演を開催した。

最新アルバム「STRIVE」を携え、2月13日に愛知・DIAMOND HALLで本ツアーをスタートさせたPassCode。2022年2月12日に東京・日本武道館でワンマンライブを控えている彼女たちは、「for BUDOKAN Tour」と銘打ったこのツアーで8月までに18公演を行う。

東京公演で南菜生、高嶋楓、今田夢菜、大上陽奈子の4人はバンドメンバーのKENT（G）、Yoichi（G）、亜太（B / KNOCK OUT MONKEY）、Kid'z（Dr / MY FIRST STORY）に続いてステージに登場。新作の1曲目「SPARK IGNITION」でライブをスタートさせ、冒頭からアクセル全開の気迫みなぎるパフォーマンスを繰り出していく。スクリーモ、メタルコアを基調としたラウドなバンドサウンドに乗せ、4人はキレのあるダンスを見せたり、今田が体から振り絞るようにシャウトをしたりして、観客の気持ちを掴んでいった。また場内を飛び交う多数のレーザー、CO2など派手な演出が用意され、PassCodeの高揚感あふれるステージを引き立てた。南は昨年のツアーが新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催できず、今回やっと豊洲PITのステージに立つことができたことへの喜びを語り、「待っていてくれて、本当にありがとね」とハッカー（PassCodeファンの呼称）に感謝の言葉を送った。

ライブ後半、PassCodeはファンから寄せられたリクエストの中からメンバーで選んだ3曲を披露することに。PassCode節が炸裂する激情系ロックチューン「AXIS」「One Step Beyond」に続いて、3曲目には最新作「STRIVE」収録のバラード「yours」を歌唱。「yours」は南が作詞を担当した楽曲で、メンバーは落ち着いた雰囲気でこの曲を丁寧に歌い上げた。

PassCodeが熱いパフォーマンスを繰り広げた豊洲PIT公演の模様は後日、映像作品化されるとのこと。ツアーは8月15日の新潟・studio NEXS公演まで続く。