ザ・リーサルウェポンズ、CAPCOM全面協力で実現した「ストII」コラボライブ大成功

ザ・リーサルウェポンズが昨日9月11日にYouTube Liveで配信ライブ「しんの ワンマン へのみちは まだ とおい・・・はいしん あるのみ!!」を開催した。

8月26日に8cmシングル「半額タイムセール」でメジャーデビューを果たしたザ・リーサルウェポンズ。この配信ライブは「ストII」の略称で親しまれるCAPCOMの格闘ゲームの名作「ストリートファイターII」開発チームによる全面バックアップで行われ、楽曲ごとに「ストII」バトルシーンが背景に使用された。「ストII」のオープニング画面がキャラクター選択画面に切り替わると、サイボーグジョーとアイキッドのアイコンが登場。2人は戦闘機が存在感を放つガイルステージを背景に「80年代アクションスター」でライブをスタートさせた。続いて、タイの寺院が背景のベガステージで「シェイキン月給日」を披露。画面の上部にある2人の体力ゲージが減っていくなど、凝った演出でリスナーを驚かせた。サイボーグジョーは「みんな、ありがとうございまーす！ We are ザ・リーサルウェポンズ！」と挨拶し、「これは生配信だから、コメントいっぱい書いてください！ ワオ！」とテンション高くリスナーに呼びかけた。

ザ・リーサルウェポンズはブラジルのブランカステージに移り、「東海道中膝栗毛」をパフォーマンス。チャット欄は絵文字で三三七拍子を表現するリスナーの書き込みであふれ返る。日本のエドモンド本田ステージをバックに始まったのは「Super Cub is No.1」。さわやかなメロディに乗せてHondaのスーパーカブを称賛するメッセージが届けられ、チャット欄は「スーパーカブ！」と大量に書き込まれるなど、一体感を見せた。中国の春麗ステージでは、サイボーグジョーが日本語と英語でグッズ紹介を行い、メジャーデビュー曲「半額タイムセール」を熱唱した。

続いてリュウステージでザ・リーサルウェポンズは「クールジャパン」を披露し、アメリカのケンステージでは「ストII」の同ステージ曲をアレンジした「昇龍拳が出ない」を投下。スペインのバルログステージに舞台を移すと、改めてCAPCOMへの感謝を語った。サイボーグジョーは「子供の頃から好きな『ストリートファイターII』とのコラボ。うれしいですよ。I'm many many happy!ですよ！」と語り、アイキッドはライブ中に声を出さないため、「ストII」キャラクターの音声や効果音を使ってサイボーグジョーの呼びかけに反応した。なおサンプラーに入れられた「ストII」効果音はすべてCAPCOMから提供されたオフィシャル音源とのことだ。

ライブ後半、2人はアッパーチューン「プータロー」をサガットステージで披露し、「Come on! プータロー！」とリスナーを煽ると、チャット欄には「刺さる！」「働きたくない！」といった書き込みが寄せられた。ザ・リーサルウェポンズはテンポよくライブを進め、ロシア（「ストII」登場時はソビエト連邦）のザンギエフステージで「君はマザーファッカー」をパワフルに届け、インドのダルシムステージで「マハラジャナイト」の演奏を始めると、サイボーグジョーがダルシムの動きをマネた。ライブ終盤、2人の体力ゲージはこの時点で極限まで減っており、12曲目「ホッピーでハッピー」の演奏を終えたタイミングでノックアウトされた。そして「ぴんちにおちいったときこそ なかのくみんのしんかがとわれる。さいごまであきらめてはいけない。」と書かれたリトライ画面から復活した2人は、ボーナスステージで車をバックに新曲「特攻！成人式」を披露。「ストII」とのコラボライブを成功に終わらせた。

なお「特攻！成人式」のミュージックビデオはYouTubeで公開中。1980年代の“ヤンキー文化あるある”をちりばめたこの楽曲のMVでは、ザ・リーサルウェポンズがなめ猫と共演している。