映画「
グザヴィエ・ドラン監督の最新作となる「マティアス&マキシム」は、幼なじみのマティアスとマキシムが偶然のキスをきっかけに互いへの秘めていた気持ちに気付き、友情と恋心に揺れ動くさまを描いたラブストーリー。菅田はかねてよりドラン監督のファンを公言しており、このたび公開された動画の中では最果が本作に寄せた恋の詩「傷痕」を情感豊かに読み上げている。
映画「マティアス&マキシム」は9月25日より新宿ピカデリーほかで全国ロードショー。
「傷痕」作:最果タヒ
-映画「マティアス&マキシム」に寄せて-
すこしでも触れられたら裂けてしまいそうな傷口が、
ぼくそのものだと気づいている?
きみの前で、ぼくは、
触れられたくてたまらなくなる。
痛みが美しいだなんて言わない、
ぼくはただ、きみを求めていた。
血や、叫びが、ぼくから流れ出して、
ぼくはそれでも、きみの掌に包まれたかった。
傷口が、ひどくさみしい。
誰よりもぼくを深く傷つけるひと、
きみの手はあたたかいと、ぼくは早くきみに言いたい。
菅田将暉 コメント
傷みに耐えられる心など
ある筈もなく
果てしなく痛々しい
でもその姿が最高に美しい
人間には愛がある
そう教えられた気がします
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菅田将暉、グザヴィエ・ドランの映像に乗せて最果タヒの詩を朗読 https://t.co/XoLGdZUH2x