フラワーカンパニーズ、「バンドはいかなることがあっても続けます」誓いを立てた自身初の横アリ公演

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フラワーカンパニーズの生配信ライブ「フラカンの横浜アリーナ -リモートライヴ編- ~生き続けてる事は最大のメッセージ!~」が昨日8月27日に行われた。

「フラカンの横浜アリーナ -リモートライヴ編- ~生き続けてる事は最大のメッセージ!~」の様子。(撮影:新保勇樹)

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「フラカンの横浜アリーナ -リモートライヴ編- ~生き続けてる事は最大のメッセージ!~」の様子。(撮影:新保勇樹)

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この公演は「何か思い出になるワクワクする企画を!」という思いから実施された無観客配信ライブ。フラワーカンパニーズが神奈川・横浜アリーナのステージに立つのはこれが初めて。彼らは自身最大規模の会場でのライブを、約90分にわたり届けた。

「フラカンの横浜アリーナ -リモートライヴ編- ~生き続けてる事は最大のメッセージ!~」の様子。(撮影:新保勇樹)

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開演時刻を迎えると、画面には横浜アリーナに向かってハイエースを運転するグレートマエカワ(B)の映像が映し出される。車はそのまま横アリの会場内に入っていき、バンドセットが設置されたステージの後方に停車する。車内からメンバーが続々と降りてきて、それぞれの位置に立つとそのままライブはスタート。鈴木圭介(Vo)のシャウトと共に「白眼充血絶叫楽団」が熱演される。続けて演奏された「脳内百景」では鈴木が画面越しの視聴者を煽るように「BABY 踊ろう」という歌詞を何度もリフレインさせる。さらにフラカンはキャリア屈指の代表作「深夜高速」を畳みかけ、「生きていてよかった」というフレーズを絶唱するように無観客の横浜アリーナにこだまさせた。

鈴木圭介(Vo)(撮影:新保勇樹)

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この日最初のMCでは、メンバーが全員今年で51歳になると語られる。「キャリア31年のおじさんバンドが初めての横浜アリーナに挑戦するという今回のミッション、最後までご一緒に楽しんでください!」という言葉に続けて、4人は「馬鹿の最高」をパフォーマンス。鈴木は「DIE OR JUMP」ではマラカスを、「いましか」ではハーモニカを演奏し、無骨なバンドサウンドに彩りを添えた。

「フラカンの横浜アリーナ -リモートライヴ編- ~生き続けてる事は最大のメッセージ!~」の様子。(撮影:新保勇樹)

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ライブの中盤ではマエカワが「まだ会場の全貌が見えてないから、観てる人もどこでやってるかわからないかもしれない」とコメントし、鈴木が「ちゃんと僕たちは横浜アリーナに来てます! 詐欺じゃないです!」と答え、視聴者の笑いを誘った。その後鈴木はアコースティックギターを手にし、完成したばかりの新曲「履歴書」を披露。先輩目線で若い世代に向けて作ったというこの曲では、それまでの激しい演奏から熱量を抑え、視聴者に寄り添うような歌唱を届けた。さらにバンドはセンチメンタルな「感情七号線」をパフォーマンス。「発熱の男」では、冒頭の歌詞が「横浜アリーナでカメラの向こうからのあり得ないくらいの喝采を浴びている」と変更して歌われた。続けて披露された「ハイエース」では、ステージ後方に停められた実物のハイエースの車内から4人を映し出すという巧みな演出も差し込まれた。

「フラカンの横浜アリーナ -リモートライヴ編- ~生き続けてる事は最大のメッセージ!~」の様子。(撮影:新保勇樹)

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メンバー紹介では竹安堅一(G)とミスター小西(Dr)がファンやスタッフにそれぞれ感謝の気持ちを述べる。左肩が露出したオーバーオールを着たマエカワは、自身の衣装について「1998年の日比谷野外音楽堂のライブのときに作ったんだけど、当時はバンドの状況が悪かったから、自分だけこんな格好すると火に油を注ぐと思って着るのをやめたの。それから22年寝かして、やっと今日着れました」と裏話を明かした。

「フラカンの横浜アリーナ -リモートライヴ編- ~生き続けてる事は最大のメッセージ!~」の様子。(撮影:新保勇樹)

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ライブも終盤を迎え、4人はさらにボルテージを高めていく。「最後にゃなんとかなるだろう」「チェスト」ではたびたびカメラのアングルが俯瞰に切り替わり、演奏する4人の姿が高くから見下ろすように映し出される。さらに「今年はコロナで最低の夏だったけど、今夜だけは最高の夏!!」という言葉に続けて竹安の激しいギターのカッティングが響き渡り、「最高の夏」がパフォーマンスされる。この日最後のMCでは鈴木から「早くライブができる日が来るといいなと思ってます。かと言って焦ってもしょうがないし。ただ、バンドはいかなることがあっても続けます」と力強い宣言が飛び出した。

「フラカンの横浜アリーナ -リモートライヴ編- ~生き続けてる事は最大のメッセージ!~」の様子。(撮影:新保勇樹)

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ラストにフラカンは定番曲「真冬の盆踊り」でライブを締めくくる。演奏中にカメラのアングルが徐々に引いていき、鈴木がステージを離れて観客席へ歩き出すと、ついに横浜アリーナの全貌が映し出される。鈴木は観客が1人もいないがらんとした会場を全力で走り回りながら「ヨッサホイ ヨッサホイ ヨッサホイのホイ」とコーラス。最後にはメンバー全員で声を合わせ、演奏を終了させた。そのまま4人がハイエースへ乗り込むと、映像は車内の様子に切り替わる。ライブの反省や雑談が和気あいあいと行われ、そのまま4人が乗るハイエースは無観客の横浜アリーナを颯爽と去っていった。

「フラカンの横浜アリーナ -リモートライヴ編- ~生き続けてる事は最大のメッセージ!~」の様子。(撮影:新保勇樹)

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なおこの公演は8月30日23:59までアーカイブ映像を配信中。視聴チケットは8月30日19:00まで販売されている。

※記事初出時、本文に誤りがありました。お詫びして訂正します。

この記事の画像(全13件)

「フラカンの横浜アリーナ -リモートライヴ編- ~生き続けてる事は最大のメッセージ!~」2020年8月27日セットリスト

01. 白眼充血絶叫楽団
02. 脳内百景
03. 深夜高速
04. 馬鹿の最高
05. DIE OR JUMP
06. いましか
07. 履歴書
08. 感情七号線
09. 発熱の男
10. ハイエース
11. 最後にゃなんとかなるだろう
12. チェスト
13. 最高の夏
14. YES,FUTURE
15. なんとかなりそう
16. 真冬の盆踊り

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