ET-KING野音で千秋とコラボ生披露＆年またぎツアー決定

2010年9月13日 11:35 12 1 音楽ナタリー編集部

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ET-KINGが9月11日に日比谷野外大音楽堂にて、ワンマンライブ「踊れや！ドンドコ一番祭り -日比谷で浪速のBON DANCE-」を開催した。

ET-KINGとは？

1999年に大阪で結成。5MC＋1DJ＋1総合司会という異色のメンバー構成で、大阪は通天閣のすぐ近く大国町を拠点に共同生活をしながら活動をスタートさせた。レゲエ、ヒップホップ、テクノ、ロック、さらに歌謡曲や演歌までも取り入れたオリジナルなサウンドと、はっぴを身にまとい「お祭り」をテーマに繰り広げられるエネルギッシュなライブで注目を集める。2007年にシングル「愛しい人へ」とアルバム「LOVE＆SOUL」のヒットでブレイク。結成15周年を目前に控えた2014年に全国ツアー「ET-KING 結成15周年記念全国ツアー～おまえとおったらおもろいわ！～」を開催し、ツアーファイナルを持って“充電期間”と称した活動休止期間に入ることを発表した。同年9月にメンバーのTENNが死去。2015年7月にメンバー6人で活動を再開し、2016年2月に活動再開後初のアルバム「Ideologie」を発売した。2017年8月よりリーダー・いときんが肺腺がんの治療に専念するためライブ活動を一時休止。同年12月に行われた全国ツアーファイナル公演にて復帰したものの、2018年1月に死去した。その後もグループは活動を続け、4月にニューアルバム「LIFE」を、11月に配信シングル「この街の空」をリリース。2019年1月より結成20周年記念の全国ツアー「えびす巡業～やりたい放題やったる年!!～」を行う。

新曲「はじまりの言葉 feat. 千秋」は9月29日にシングルリリースされる。

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「はじめまして、千秋です。プー」と千秋が自己紹介すると、客席からは「かわいー!!」と大きな歓声が上がった。

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ライブを終えゴキゲンなET-KINGと千秋。

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場外に屋台が連なる、タイトルどおりの“祭り”ムードに包まれた野音には、およそ2500人のファンが集結。ライブはハイテンションなナンバーの連続で、客席ではタオルをぶんぶん振り回すおなじみの光景が繰り広げられた。

また、この日のステージにはスペシャルゲストとして大西ユカリが登場し、楽曲と寸劇を披露。さらにアンコールでは、9月29日にシングルリリースされる新曲「はじまりの言葉 feat.千秋」に参加したタレントの千秋もシークレットゲストとして出演した。

Twitterでのやりとりがきっかけで共演が実現した「はじまりの言葉 feat.千秋」は、千秋にとって「ちゃんと歌うのは10年ぶり！」となるナンバー。当初は「オファーを受けて私でいいのかな～」ととまどっていたという千秋だが、ステージではブランクを感じさせない抜群の歌唱力と伸びやかな歌声で、観客のみならずET-KINGのメンバーをも魅了した。

全19曲が披露された熱いステージで夏を締めくくったET-KING。冬には全国9会場を回る年またぎツアー「ET-KINGワンマン・ライブ・ツアー2010-11 "歌って踊って年末年始！列島沸騰どんちゃん騒ぎ!!"」の開催が決定しているので楽しみにしておこう。