「上を向いて歩こう」はなぜ全米1位を獲得したのか？知られざる物語を今夜BSでオンエア

本日2月4日（火）21:00からNHK BSプレミアムで放送されるドキュメンタリー番組「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」で、1961年に発表された坂本九の代表曲「上を向いて歩こう」の秘密に迫る。

「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」は“ある出来事”に関する映像や決定的瞬間を捉えた写真をバーチャルで立体的に再構成し、事件のアナザーストーリーに迫るドキュメンタリー。今回は、なぜ「上を向いて歩こう」が日本語の歌にもかかわらず全米で大ヒットし、1963年にビルボードのチャートで1位を獲得することができたのかを探る。

番組では、カリフォルニアの小さな町でこの曲に励まされた日系人たちのドラマや、この曲によって運命を変えられた坂本自身の波乱万丈な人生、そして「SUKIYAKI」をカバーして大ヒットさせたアメリカのバンド、A Taste of Honeyとの不思議な出会いなど、名曲の知られざる物語を紹介。坂本の妻である柏木由紀子は、日航機123便墜落事故で夫を失ってから「上を向いて歩こう」を聴くことができなくなってしまったが、そんな彼女を励ましたのも「上を向いて歩こう」という歌の持つ力だったと明かす。

このほか大友良英が、残された手書きの譜面から「上を向いて歩こう」に込めた作曲家・中村八大の狙いを読み解く。