BiS「STAND BY BiS」仙台で開幕、ネオお気に入りの場所は「駅前のベンチ」

BiSの全国ツアー「"LIVE DAM Ai" presents STAND BY BiS」の初日公演が本日1月4日に宮城・enn 2ndで開催された。

第3期BiSにとって初の本格的な全国ツアーで、すでに全公演チケットがソールドアウトとなっている「STAND BY BiS」。宮城公演は新アルバム曲と既存曲を織り交ぜたセットリストでライブが進行され、序盤から会場は熱気に包まれた。MCで仙台の好きなところを聞かれたネオ・トゥリーズは「仙台駅前の植木のところにあるベンチ」と答え、独特の世界観で会場を和ませる。一方チャントモンキーは半年間の活動を振り返り、「不器用すぎて伝わらないこととか思い通りにいかないことが多くて、真面目にやればやるほど、その分ショックが大きくて」「でも怖いって言ってしまうと、自分を守る言い訳になってしまうと思うので、これから先、悪魔みたいな世の中から逃げずに、染まらずに、そして真面目に本気でBiSとして駆け抜けていきます」とこれからの意気込みを語った。

さらにアンコールに入ると、イトー・ムセンシティ部は「BiSになる前は死のうとしてて、そのときって、人のせいにして生きてたんです」とBiS加入前の自身について触れ、「自分に余裕がなさ過ぎて、人のせいにして他人に厳しくあたったりしてました。BiSで活動していると、以前より何百倍も苦しいことがたくさんあって、これ以上やったら死んじゃうんじゃないかと思うことがいっぱいなんですけど、その苦しさが苦じゃないです」「それくらい好きなことで活動できていることがうれしいので、これからも精一杯がんばります」と心情を明かした。そして終盤では昨日1月3日にミュージックビデオが公開されたばかりの「BASKET BOX」が初披露され、ツアー初日は大盛況で幕を閉じた。

BiSは引き続きツアー「STAND BY BiS」を実施。ファイナル公演は2月3日に東京・LIQUIDROOMで行われる。また明日1月5日にはニューアルバム「LOOKiE」の全曲が先行配信される。