第3期BiSが24時間ライブ完遂、初披露曲含む計75曲をパフォーマンス

BiSが昨日12月28日早朝から本日29日早朝にかけて、東京・UNITで24時間イベント「Let's have a 24 hour BiS's party」を開催した。

BiSにとって長時間イベントは第1期BiSから続く恒例の通過儀礼とも言えるもの。今回は8時間ごとに来場者の入れ替えが行われる3部制となっており、第3期BiSはライブと特典会の1ピリオド1時間を24時間繰り返した。

28日6:00から14:00までの第1部では、メジャー1stシングル「DEAD or A LiME」の衣装を来たBiSが登場した。1ピリオドで第3期BiSの始まりの曲である「STUPiD」を3連続で披露し、続くピリオドで2月5日リリースのアルバム「LOOKiE」から新曲を初パフォーマンス。BiSは新曲のうち「FOR ME」「SPiLLED MiLK」を感情をむき出しにして歌い、ポップな曲調の「LOVELY LOVELY」でかわいらしい振り付けを見せた。

14:00から22:00までの第2部でBiSはデビューアルバム「Brand-new idol Society」の衣装にチェンジ。ニューアルバムからは「KiSS MY ASS」「TRAP」「FUCKiNG OUT」と疾走感のある楽曲をお披露目した。メンバーは第2部の後半に第3期BiS初のツアー「PAiNFUL TRiCKY SADiSTiC DEADLY TOUR」の衣装でステージに上がり、パフォーマンスを続けた。

22:00から翌29日6:00までの第3部では「LOOKiE」の衣装をまとったBiSが姿を見せ、ネオ・トゥリーズは「生き延びましょう」と長丁場のイベントを共にする研究員に呼びかけた。4人は攻撃的な楽曲を畳みかけ、深夜帯にも関わらずフロアを熱く盛り上げた。また第3部の中盤に「リフレイン」「LAUGH AT ME」といったバラードを歌唱して研究員の眠気を誘う場面がありつつ、後半に「STUPiD」の4連発が飛び出すなど緩急の効いたセットリストが用意された。

第3部の最後のピリオドでは、メンバーそれぞれがライブ前にコメント。チャントモンキーは「今日は24時間付き合っていただいてありがとうございました。今日ここまで続けられたのは研究員の皆さんとライブに関わってくれた方のおかげなので感謝しております」、トギーは「私は今も元気なんですけど、それはここに来てくれた研究員の皆さんが手を上げてくれたり、Twitterでいっぱい応援してもらったり、たくさん元気をもらったから今も元気でいられます」と話し、ネオ・トゥリーズは「24時間イベントは自分たちの楽屋の雰囲気がズーンって感じだったんですが、研究員の言葉に救われました。これからBiSはいろいろと変化していくと思うんですけど、これを通して全部乗り越えられるかなと思います」と涙ながらに語った。イトー・ムセンシティ部は「救急車とかが来ないで本当によかったです。みんなが笑っている姿が見れて幸せでした。本当にこれで最後なので全力でやらせていただきます。みんなが思うように手を上げていいし、たくさん歌ったり踊ったりして、最後までよろしくお願いします」と述べた。24時間イベントを締めくくるラストナンバー「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」では、感情が高ぶったメンバーが「今日は本当にありがとうございました！」と叫ぶ場面もあり、エモーショナルな雰囲気で全演目が終了。イトーが「24時間、本当にありがとうございました！ この24時間でBiSのこともみなさんのこともまたすごく大好きになりました。これからもよろしくお願いします。以上、BiSでした」とメンバーを代表して挨拶し、「Let's have a 24 hour BiS's party」の幕を下ろした。