10月発売の最新シングル「妄想ロマンス」をオルゴールの音色でアレンジしたSEがなり始めると、CUBERSの5人が登場。彼らは「PEOPLE GAME」「Five Step」とアッパーチューンを立て続けに披露し、ライブ序盤のフロアのテンションを一気に引き上げていく。春斗が「さあ大阪、やってきたぞ! 盛り上がっていけるか!」とフロアに呼びかけると「神様は忙しい」のイントロがスタート。オーディエンスは一斉にハンドクラップを鳴らし、会場内は一体感に包まれていった。
最初のMCで綾介は「東京、名古屋とメチャクチャ盛り上がりましたので、そのいい空気をもっとここで爆発させたい」と語り、すでにツアーの手応えを感じている様子を伺わせる。ライブ中盤のダンスセクションでは、各メンバーがそれぞれジャンルの異なるダンスに挑戦。ヒップホップやR&Bなどのサウンドに合わせ、各自がソロダンスでオーディエンスを魅了した。その後はCUBERSのラブソングを集めたメドレーへ。5人は「New days」「Today」「ボクラチューン!!」「Samenaide」の4曲を原曲とは異なるアレンジで歌い上げた。
CUBERSのワンマンライブで恒例となっている映像コーナーでは、10月に行われていたキャンプ企画のオフショットが公開され、ファンは食い入るようにスクリーンを見つめていた。映像の上映が終わると、優が脚本・演出を担当したコントのコーナーへ。このコーナーではCUCBERSがお笑い芸人グループ・超新塾のパロディ的なコント「キュー新塾」を繰り広げ、オーディエンスを爆笑の渦に引き込んでいった。
ライブ後半に披露された「26.5」ではボーカルがオケで流れ、5人は歌を歌わずにダンスに専念。歌詞を体全体で表現するような丁寧なダンスでオーディエンスを楽曲の世界に引き込んでいった。MCではTAKAの生誕祭イベント後に投稿されたTwitterの写真に春斗の“見えてはいけないもの”が写っているという話題に。TAKAが「自分の生誕祭ならまだしも、人の生誕祭で“解禁”しないでよ!」と講義すると、春斗は「本当に気付かなかったんだよ!」と弁明するなど、メンバー同士の仲睦まじい様子を伺わせるトークが繰り広げられた。ツアーのための書き下ろし曲「Beautiful world」を皮切りに「Bi'Bi'Bi'」「STAND BY YOU」とライブの定番曲が披露され、クライマックスに向けてフロアはヒートアップ。曲中のかけ声の練習をしてから披露された「妄想ロマンス」では、イントロから盛大なコールが上がり、会場内は大盛り上がりとなった。
計15曲が披露されて本編を終えても会場の熱気は冷めやらず、ライブはアンコールに突入。Tシャツ姿に着替えたCUBERSは「それじゃ、よろしく」で再びフロアのテンションに火を点ける。またアンコールでは3都市でのコントが毎公演違うことなどが明かされ、ツアーに向けてそれぞれのメンバーがアイデアを出しながらライブを制作していたことが伝えられた。アンコールの最後に披露されたのは彼らのメジャーデビュー曲「メジャーボーイ」。この日一番の歓声に包まれ、メンバーがステージをあとにすると、フロアからは再びアンコールが巻き起こり、急きょダブルアンコールが行われることに。最後にこの日2度目の「妄想ロマンス」が披露され、「CUBERS 東名阪TOUR~僕と君の妄想ロマンス~」は大盛況の中、幕を閉じた。
CUBERS「CUBERS 東名阪TOUR~僕と君の妄想ロマンス~」2019年12月1日(日)OSAKA MUSE セットリスト
01. PEOPLE GAME
02. Five Step
03. 神様は忙しい
04. SHY
05. NANDE
06. Autumn Dance Nunber
07. 君に願いを(バラードver.)
08. Love Songメドレー(New days~Today~ボクラチューン!!~Samenaide)
09. キュー新塾(コント)
10. SHOOTING STAR
11. 26.5
12. Beutiful world
13. Bi'Bi'Bi'
14. STAND BY YOU
15. 妄想ロマンス
<アンコール>
16. それじゃ、よろしく
17. Happy Lucky
18. Wonderland
19. メジャーボーイ
<ダブルアンコール>
20. 妄想ロマンス
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CUBERSの“妄想”を形にした充実のツアー、大阪で幕 https://t.co/LFS0NT1f4g